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2013年1月

2013年1月31日 (木)

映画「最強のふたり」を見て

 昨秋公開されたフランス映画「最強のふたり」を見てきました。東京国際映画祭でグランプリを受賞し、フランス人の3人に1人が見たという、噂通りのすてきな映画でした。
 最初にカーチェイスのようなシーンが出てきて、これはサスペンスかと思っていましたら、そうではなくて、車椅子生活を送る大富豪と天衣無法な介護人の、心温まる交流が描かれていました。介護人はスラム出身の黒人青年ですが、スカッとしていて小粋で楽しい。パラグライダーのシーンは見ている方も爽快で明るい気分になります。
 まるで違う生活ぶりのふたりですが、心を開いて認め合っていく、ほんとうにあった話だそう。原題の「Intouchables 」とは「触れない(危ない)ふたり」ではなくて、「お金に換えられないふたり」の友情の意味だったのですね。
 久しぶりに心地よい感動の映画でした。

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2013年1月30日 (水)

自然への憧れをツリーハウスで

 子どもの頃、木に登ったりして遊んだものでした。NHKの大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン八重も、木登り好きだったようです。映画「スタンド・バイ・ミー」の冒頭には、少年たちがツリーハウスで遊ぶ光景が登場します。
 いつもの風景とは違う空間を求めて、人は木の上に登りたくなるのでしょう。
 先日、JFW-IFFのセミナーで、この樹上の空間、ツリーハウスをつくる第一人者といわれているツリーハウスクリエイターの小林崇氏のお話を聴きました。樹木に支えられたツリーハウスは、木が元気に生きている間だけのエフェメラルな存在ですけれど、日本全国にはすでに120棟も建っているそうです。各地の自然環境とバランスを図りながら、材料も流木を使うなど、自然に戻るものを利用しているとのことです。自然の中だけではなく、アウトドアショップをはじめ店舗ディスプレーから公共施設まで、需要は広がっているようです。
 コンクリートに囲まれた都会生活では、それだけ自然への憧れが強く、ツリーハウスは今後ますます増えてくるものと思われます。Cimg12511
 JFW-IFFの会場内に建てられたツリーハウス。

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2013年1月29日 (火)

ユニークな雑貨が面白い!

 今回初の雑貨ゾーンが新設されたJFW-IFF。日々の暮らしを楽しく演出してくれそうなユニークな雑貨をご紹介します。

○花びらが付箋になる香り付きステーショナリー Botanical petal (PLUS MART 事業部)
Cimg12271    一見アートフラワーに見える花ですが、花芯には香り玉が配置されているので、アロマの香りが漂い、また花びらは付箋になります。


Cimg12301jpg  花びらを一枚一枚めくりながらメッセージを書き綴るなんて、何とも乙女チック。デスク周りが楽しくなります。


 
○ 石から生まれたノート Stone paper (OGAMI)
Cimg12351jpg  天然鉱石(石灰岩の炭酸カルシウム80%、残り20%が高密度ポリエチレン)が原料なので、木材が原料の一般的な紙と比べて破けにくく、耐水性があります。私も試しにやってみてびっくりしました。濡れても大丈夫です。その上、しっとりと滑らかな質感で、白色度が高い。樹木の伐採もありませんから、環境に優しく、次世代の紙として注目されています。

○Zip it
Cimg12361    この可愛いカエルの財布やペンケース、ポーチは、ジッパーを開いていくと一本のひもになり、使わないときはひもの状態でコンパクトにまとめて、バッグやスーツケースの中に入れられます。

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2013年1月28日 (月)

自然の香りを染め上げた「新万葉染め」のストール 

 古来より染織の伝統が息づく町、京都。そこに生きる職人が、受け継がれてきた職人の知恵と現代の新しい技術を組み合わせることで、天然色材をそのまま利用した「新万葉染め」という独自の技法を生み出しています。
 これは、これまでの草木染めでは得られなかった天然の鮮明な色彩を濃色に染め上げることができ、いくつもの色材による「天然染料プリント」ができることも大きな特徴といいます。また元来草木染めは絹を染めるための技術ですが、これにより木綿も鮮やかな色彩に染めることができるようになったとのことです。

 開発したのは京染めのカワバタプリントです。今回のJFW-IFF展ではオリジナルブランドmatoi (纏い)の木綿のストールを多数出品し、機械捺染が主力となったこの時代に、あえて選んだ「手工捺染」という方法で、存在を示していました。風を纏うような柔らかな質感からは、自然が生み出すやさしい色香が漂ってきます。

 熟練の職人の手によって一枚一枚丁寧に染められるストールは、ふたつとして同じものはないそうで、その日の天気や気温、湿度などによっても、色の出方・染まり方は変わってくるといいます。しかしそれが、手染めならではのよさ。世界に一つの作品です。

 Cimg12161pg 展示ブース内の様子。 
 綿100%ストール 180cm x 85cm 7,100円
  絹100%ストール 200cm x 48cm 10,500円


Cimg12571_2  
 写真右は、代表の川端康夫氏で、西陣織の最高級のストール(綿100%、50,000円)を首に巻いていらっしゃいます。

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2013年1月27日 (日)

コットンストールでおしゃれを楽しんで

 JFW-IFFのNIPPON MONO ICHIブースでは、産地テキスタイルメーカーのコットンストールやマフラーといった巻き物が、彩り豊かに品揃えされていました。気軽に巻いて、おしゃれを楽しくする注目のアイテムをご紹介しましょう。
 
福田織物
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 カシミアのような柔らかさとシルクのような滑らかな艶が魅力の「ふわっと光透けるコットンストール」。首に巻いているのを忘れてしまいそう。上質の原綿を通常の高級シャツに使用する糸の2分の1細い超極細糸(120番手や160番手)に紡ぎ、世界でも数社しか織ることの出来ない技術で織り上げているといいます。85cm×200cm 45g 18,900円。

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 本藍板締め染 23,000円。




高澤織物
 信州上田紬の伝統工芸の技から生まれるストールは「1gでも軽く、目指せベビースキンの柔らかさ」がコンセプト。カシミアやシルクの最高級素材を使い、着尺と同じシャットル織機でゆっくり優しくつくられているといいます。
Cimg11911_2  カシミアは34色もの色揃えで、一番人気はサックスブルー、次いでグリーンだそう。


 
Cimg11871_2  東北コットンプロジェクトで収穫したコットンでつくられたストール。100番手という極細糸使い、綿100%、70cm×100cm 12,500円。



阿江ハンカチーフ
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 高品質のハンカチーフ製造技術を活かした薄くて軽いストール。セルビッジ(赤耳)の出る力織機で織られ、写真のものは二重織なので、輪になりスヌードとしても使えるのがうれしい一品。緯糸に異色を入れ、玉虫調のグラデーションが表現されていて美しい。90cm×180cm 12,800円。

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2013年1月26日 (土)

冷えを防ぐ“着る岩盤浴”が静かなヒット

 岩盤浴とは、天然石を温水もしくは電熱により加熱し、発生する遠赤外線を利用した温熱施設で「お湯を使わないお風呂」ともいわれます。このお風呂の効果を取り入れた、加茂繊維の“着る岩盤浴”「BSファイン」シリーズの商品が、着実に実績を上げているといいます。
 これはJFWインターナショナルファッションフェアの中小機構が支援するNIPPON MONO ICHIの公開プレゼン商談会で発表され、注目を集めたもの。
Cimg11741jpg  写真は初出展した加茂繊維のブースです。、





Cimg11691jpg_2  とくに50代以上の女性に写真のようなレッグウオーマー(3,675円)やウエストウオ―マー(腹巻 4,200円)が静かにヒットしているそうで、リピーターも多いとか。私もサンプルの端切れをいただき着けてみましたが、確かに肌触りがよく温かく感じました。
 
 加茂繊維は、グンゼの肌着専門工場として岡山県津山市に創業、次第に製造小売業へ歩みを進めるようになった会社で、同社の「理想の肌着を作りたい」という強い想いが、新素材“着る岩盤浴”「BSファイン」を実現させたといいます。
 BSとは、ブラックシリカという常温で遠赤外線を発生する天然鉱石のこと。この鉱石の陶板に置いた水がわずか10分で溶ける様に衝撃を受けて、クラレとの協同開発により、鉱石をナノ単位で練り込み封入したポリエステル繊維を完成させたのだそうです。商品は、この繊維と肌になじむ綿との編立・染色加工で仕上げた生地でつくられています。

 一般に温めるウェアは、畜熱や生地を厚くして保温することで体を蒸らして温めるウエットな温かさが大半ですが、これは鉱石が発する遠赤外線力によるドライで自然な温かさ。生地が薄くても体の芯からじんわり温め、冷えから体を守ります。体温以上に熱くならないので、夏場でも心地よく着用できる、唯一の温か素材なのです。

 同社はまた、就寝時に着用して「締め付けない」、「着けていることを忘れる」肌着づくりを目指していて、レッグウオーマーも205倍も伸びる生地なので締め付けず、脚のむくみがとれて、朝目覚めると足の疲れが違うといいます。

 シニア向け商品ビジネスが伸びつつある今、“着る岩盤浴”「BSファイン」は、ファストファッションの機能素材とは違う差別化商品として、今後大きく飛躍しそうです。

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2013年1月25日 (金)

おしゃれな付け襟で目を釘付けに

 今、襟元に視線を釘付けにする、おしゃれな付け襟が人気です。
 この23~25日、東京ビッグサイトで開催されたファッション業界で国内最大のトレードショー、第27回JFW インターナショナルファッションフェアで、目を引いたのがディヴィッド・フランシスDavid Francisの飾り襟でした。
 リバティプリントや綿シャツ地を両面接着芯で貼り合わせた布地を使い、花びらか、木の葉か、羽根か、不可思議な形に切り抜いた同形の布を重ね合わせたデザインで、ルネサンス期に大流行したラフ(ひだ襟)のようにも見えます。しかしよく見ると実に繊細でテクニカルな技術が用いられています。縁はウレタン樹脂でコバ処理してハリを出し、ガラスパールや光るビーズ刺繍がプラスされています。布をレーザーカットする以外はすべて手作りだそうです。価格は、25,800円~33.800円ほど。
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1_2  デザイナーは藤野 究さんで、杉野服飾大学卒業後、ロンドンのファッションスタジオでアシスタントを経験し、2011年にファッションコンテストに入選したのを機に、同大学で同級生だった鈴木 郁さんとこのブランドを起ち上げたといいます(写真はそのお二人)。ブランド名のディヴィッド・フランシスは、英国で出会ったホームレスの名前とか。
 
 付け襟は永遠のテーマだそうで、まずは襟からスタートしてブランド力をつけていきたいそう。きっと女子のハートをつかむブランドに成長することでしょう。今後が楽しみです。

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2013年1月24日 (木)

「コットンが好き」高峰秀子を振り返る

 高峰秀子を格別な存在として意識するようになったのは、1984年「コットンが好き」という本が出版されたときです。「二十四の瞳」以来ずっと憧れていた、あの大女優が何と「コットンが好き」をテーマに本を著し、私と同類!?なことがわかって、とてもうれしくなったことを覚えています。ちなみにこの本は大ベストセラーになって、2003年に文庫本化されています。

 コットンというと、ファッションのイメージは、さっぱりしていて飾り過ぎず、さりげない雰囲気ですが、昨年出た高峰秀子・松山善三・斎藤明美著「高峰秀子 暮らしの流儀」によると、「おしゃれのコツは飾り過ぎないこと、なにげなくあること」と書かれていて、「好んだ色は黒やグレー、キンキラキンは大嫌い。装いもアクセサリーも、シンプルなデザインのものを愛した」とあります。どちらかというと私もそういう目立たない好みですし、「コットンが好き」という人らしいな、とますますファンになりました。
 
Takamineposter_2  鎌倉市にある川喜多映画記念館では、昨冬来、「高峰秀子」展を開催しています。先日ようやく見に行く機会があり、子役でデビューした5歳から55歳で引退するまでの軌跡を振り返ってきました。   

 写真やポスターなどとともに、多数の脚本(ほん)が展示されていて、その中に自筆のスタイル画が描かれているものがいくつかあり、人物の描き方が上手と感動しました。聞けば映画衣裳もよく自分でデザインし、映画「女が階段を昇るとき」では衣裳デザインはすべて高峰秀子が担当したといいます。また「六條ゆきやま紬」では織物デザインまで行ったそうです。もちろん髪型はいつも自分で整えていたとか。スターでありながら衣裳まで考案したのは、高峰秀子が最初とのことでした。

 演技もさることながら、名文家で、絵やデザインの才能もあり、家庭では料理も上手と、何拍子も揃った女優は、他にはいないでしょう。自分に厳しく、晩年には潔く生活を縮小する生き方も、実に見事で、人生の達人とはこういう人のことを言うのかと思います。
 
51fg3ec8rrl__ss500__2  「コットンが好き」というところから、心に強く刻まれた女優、高峰秀子。その「暮らしの流儀」は、今やすっかり私の座右の書となっています。

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2013年1月23日 (水)

PV 2014春夏ファッションテキスタイル予測情報

 パリのプルミエールヴィジョン(PV)は、2014春夏ファッション向けテキスタイルトレンドの予測情報を発表しています。PVの日本事務所から和訳が届いていますので、そのポイントをピックアップしてご紹介します。
 
2014春夏 シーズンのエスプリ
○繊細ながらも大胆な創意工夫。
○カラーを歓迎し、エキセントリックに陥らずに、個性を強調する。
○透明感を形にし、魅惑的な光沢で革新させる。
○異種混交を推進。
○未来を志向するシーズン。

2014春夏 ファッションの物語
(1) 濃密な材質感

3 ○革新的デザインのファッション提案。
○未加工で原初的なものにインスピレーションを求める。
○プリミティブとモダンのミックス。
○簡潔なデザインに豊かな感触をプラス:未加工の素朴に装飾を加え、輪郭の曖昧な形は避ける!
○脚と腕を露出する、構築する、短くする、省略する。

カラーハーモニー
○温かみのあるサンドカラー
○現代のプリミティブカラー
○ダークカラーとフレッシュカラーのコントラスト

ファブリック
○高度な荒削り
○鉱物賛歌
○様式化された部族風デザイン

(2) 官能的な変異
2 ○スポーティとグラマラス、合繊と天然のハイブリッド。
○従来にない変わった感触や性質:相反する性質を併せ持つ接着素材、ゼリーのような感触、彫刻のように造形できる素材、丸みとゴムの質感とドレープ性を内包する素材。
○体を覆う、体にメリハリをつける、もしくは体に軽く触れる素材の官能的な感触。
○ドレープ性、コシのある素材、スポーティな素材、セクシーな素材---そしてすべてに求められるのが伸縮性。
○コロール(花冠)ラインを膨らませ、細長いシルエットに滑らかさを与え、ドレープをかき乱し、エレガンスにちょっとした突然変異を引き起こす素材。

カラーハーモニー
○不自然な植物カラー
○ダークなパーリーカラー
○外来種の花の色

ファブリック
○交雑種と突然変異種
○体にメリハリをつけるストレッチ素材
○強調される光沢
○パーリーな光沢
○不思議な自然

(3) エネルギッシュな構造
1 ○決まり事から自由になって服を構築する。お手本は、華奢な骨組みで内側からボリュームを積み上げた構造を持ち、今にも空に飛び立ちそうな建築物。
○シンプルだが巧緻な建築模型のように、精密だが空気のように軽いファッションを考案。
○フィルターを通したようなカラー、重ね合わせたカラー、靄がかかったかのような効果でマルチカラーのトーンを抑え、爽やかなストライプや手描き風の幾何学柄でリズムをつける。
○輝かしく、美しく、軽快な日常に向けて、未来のシナリオを足場のように組み立てる。

カラーハーモニー
○マルチカラーのみずみずしさ
○チョークとパステル
○カラフルな力強さ
○同色系と透明感

ファブリック
○空気のように軽い構造
○シャープな薄さ
○カラフルなきらめき

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2013年1月22日 (火)

PVプレビュー・ニューヨーク&インディゴ展:成功裡に閉幕

 プルミエールヴィジョン(PV)のプレスリリースによると、2014春夏向けテキスタイルを発表するPVプレビュー・ニューヨーク&インディゴ展が、15~16日の2日間、ニューヨークのメトロポリタンパビリオンとアルトマンビルディングで開かれ、大盛況のうちに終了したとのことです。
 出展社は237社(内、服飾資材13社)で、PVプレビューには4,022人が来場。これは前年同期比5%増。インディゴの方も2,829人、前年同期比14%増の来場者があったと伝えています。2_2
 来場者の反応は大変良かったようで、「2014春夏に向けて、シァー (透けるよう) な薄地やクレープに注目している」、「ディレクションがクリアになった」などの声が聞かれ、出展社からは、「幅広いコンタクトがとれ、いい内容だった」と大満足の様子がうかがわれます。ブラジルのプリントスタジオからは「たくさんの花やトロピカルプリントに人気が集まった」との報告もありました。

 日本からは、島精機、三菱レイヨン、デブスコーポレーション、瀧定大阪C.O.T.O.、宇仁繊維の5社が出展し、いずれも得意のクオリティが高く評価され、多少高価でも、日本製を求める顧客が増えているとのことで、今後の伸びが期待されます。
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2013年1月21日 (月)

まとふ AKIKO BAN「MISTIC PARADE 百鬼夜行」展

 まとふ(matohu)の春物コレクション、「見立て」の第一弾の立ち上がりに合わせて、東京・表参道本店で、AKIKO BAN「MISTIC PARADE百鬼夜行」展が開催されています。 

 「百鬼夜行」とは、かつて京都の町を深夜に徘徊した鬼や妖怪たちの行列のこと。説話ではこんな群れに出会ったら死んでしまうという、おどろおどろしい存在です。しかしここで展示されているのは、何ともキュートでにくめない不思議な生き物たち。まとふの空間にぴったりと納まって、ずっと前から居たかのように、居座っています。 021  
 これは、まとふのゲストアーティスト・シリーズ第三弾として招かれた、ロンドン在住の現代美術作家AKIKO BAN(播 安芸子)さんの作品です。日本での個展は初めてとのことですが、液体や石膏、ゴムなどの多彩な素材を使って、東洋の神秘をモダンに表現する作風は、海外で注目を集めているといいます。
 播さんは、「日本の精神文化に惹かれます。外国にいるので、逆に日本の良さが見えてくるのでしょうね。仏像が好きですし、妖怪も。水木しげるの世界は大好きです」と語られました。書道をやっていたとのことで、水っぽいフレキシブルな素材を扱うのが好きで、石膏のオブジェは、ストッキングに石膏を入れて固めて創るそう。10~15分ほどで固まるとか。またきらめく光りは、グリッター入りの水糊をドローイングにスポイトで吹きかけて表現。体全体を使って、集中し、一気に仕上げるそうです。
 
Dsc004281  かわいいお菓子のインスタレーションです。同じ形の石膏作品も置かれています。お菓子は、後で一ついただきましたが、それほど甘くない餡でおいしかったです。
 

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 何かの祭壇をイメージしているとのこと。





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 真ん中が播 安芸子さん。両隣は、まとふのデザイナーのお二人、堀畑裕之さんとと関口真希子さん。
 
 個展は27日まで。

 なお、写真は、まとふとコラボ商品を展開しているモーハウス代表の光畑由佳さんに撮影していただきました。

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2013年1月20日 (日)

今秋冬テキスタイルはやわらかな温もり

 先染め綿織物の一大産地、兵庫県西脇で有数のテキスタイルメーカー、桑村繊維が、17~18日、東京青山で今秋冬もの展示会を開催しました。
 人気となった商品は、薄くても暖かい感触のもので、甘撚りにして起毛をかけた綿100%ものやカシミア混。無地やギンガムチェック、ウインドーペインチェックのシンプルな先染めで、微妙な杢調効果を出したトップ糸使いのものも好評。メンズシャツ向けが中心ですが、女性ものにも人気とのこと。
 
F10002171  一番人気の36番手双糸起毛使いのフランネル調のもの。ネルとはいえ高級感があり、洗いをかけたものも。 綿100%


 
F10002151jpg  カシミア混で、しかも透け感のあるファインなギンガムチェック。 綿97/カシミア3
 



 ふんわりとやわらかい温もり感が、求められていることを改めて実感しました。

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2013年1月19日 (土)

日本ボディファッション協会新年会 色付き下着強化宣言

 日本ボディファッション協会(NBF)の新年賀詞交歓会が18日、東京・青山で盛大に行われました。
 同協会会長塚本能交氏が、「ファッションが売れれば、そのおつりで買える商品が下着だから、下着も売れる」と、アパレルや小売業界に檄を飛ばす一方、「色がたくさん出てくる。今年は派手な色付き下着をつくることを考えたい」と宣言されたのが印象的でした。

 これは現在、スパイラルガーデンで開催されているワコールの「CW-X」×田名網敬一の企画展「Run & Roll」に影響されてのご発言かもしれません。ファッションも、この春はカラフルな色や柄ものがトレンドです。だから下着も当然カラー化し、かなり大胆なものが売れ筋に挙がってくるのでは、と予想されます。

 どこの新年会に行っても、「今年は巳年」という話が出ます。ここでも、ご来賓のお一人が「今の何となく明るい気分を実感に変えたい」と挨拶されていました。蛇が脱皮して成長していくように、経済は世界総崩れから持続的成長へ舵をきり始めたようです。今年の業界に期待しています。

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2013年1月18日 (金)

田名網敬一 × タイツの機能美「Run & Roll」展

 京都マラソンを応援するキャンペーンを展開しているワコールの「CW-X」と、サイケデリックアートの第一人者、田名網敬一のコラボレート企画展「Run & Roll」が、東京・南青山のスパイラルガーデンで、22日まで開催されています。(写真:クリックで拡大)006
 「CW-X」は、テーピング技術を応用したサポートタイツです。スキーでケガをした際、テーピングを巻いたら滑れるようになったというエピソードがきっかけで、開発されたというもの。東京マラソン参加者の4分の1が着用するなど、スポーツ愛好家に定着したブランドになっていますが、アスリートだけでなく、趣味のスポーツや仕事の場でも「とまる」「ねじる」などの動きから下半身を守り、筋肉の疲れや衝撃、動きづらさを和らげるといいます。
 田名網敬一は、団塊世代に人気の前衛アーティスト。その極彩色のデザインは今、NHKのEテレで放送中の生活実用番組「団塊スタイル」のオープニングイラストとして使用されていますので、お馴染みという方も多いでしょう。 
009  股関節とひざ関節をサポートし、体のふらつきを軽減し、安定した脚運びを実現したタイツには、鳥居や太鼓橋などといった京都らしいモチーフがキッチュに散りばめられています。こんなタイツをはいたら、走ることがますます楽しくなりそうです。男性用・女性用/S・M・Lとも、18,900円で限定販売されています。

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2013年1月17日 (木)

シニア世代の呼称

 シニアの市場規模が今後急拡大することが見込まれる中、シニア向けを狙った商品・サービスに参入する企業が増えています。
 実は今日、ナビット社主催の「シニアの心をつかむマーケティングセミナー」があり、私も共著した今井啓子+SUDIの著書「オヤノタメ商品ヒットの法則」を基に、「今、シニア層が求めている商品・サービスとは?」をテーマに講演しました。ナビット社によると、この種のセミナーは毎回好評とのことで、それだけシニアビジネスへの関心が高いことを実感させられました。

 講演後の話の中で、シニア世代の呼称が話題に上りました。シニア向け商品の広告では、「シニアは、自分がシニアとは思っていないので、『シニア』と呼ばれることに反発する」といわれ、とくに女性は「年齢やそれをイメージさせる言葉が入っているだけで嫌がる」といいます。そこで各社とも、呼び方に頭を悩ませている様子がうかがわれます。 
 かつて「シルバー」と呼ばれたシニア世代ですが、シルバーシートがいつの間にか「優先座席、プライオリティシート」と呼ばれるようになって、シルバーの語はもうすっかり忘却の彼方に追いやられてしまったようです。その後「大人」、「熟年」、「実年」から、プラスをつけて「+50」や「+60」、最近では「新世代シニア」、「グランド・ジェネレーション、略してG.G(ジージー)」(イオン・グループ)や、「グッドエイジング」、「グッドエイジャー」(MFU日本メンズファッション協会)など、様々な表現で登場しています。
 たまたま同席された蔦屋では「プレミアムエイジ」と呼んでいるそうで、これは「高感度なセンスのいい言葉」と同感しました。代官山蔦屋書店が人の流れを一変させるほど活気づいているというのも、このネーミングのせいかもしれません。
  
 しかしながら、今のシニア像は、従来のシニアの枠組みに収まらない人たちです。化粧品業界では、昨年ついに年齢というタブーを破るコマーシャルが打ち出されて、それが大ヒットしました。「70歳からのスキンケア、肌はまだ間に合う」というサントリーのスキンケア化粧品「エファージュ」のコピーです。
 この成功で、「シニア」を謳うことに抵抗感が薄れてくるのではと、そんな予感もしているこの頃です。
 

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2013年1月16日 (水)

明るい幕開けの海島綿協会 新年賀詞交歓会

 新年恒例の西印度諸島海島綿協会の新年賀詞交歓会が、16日、日東紡八重洲ビルで開催されました。

Cimg11331_2  今年は巳年とあって、景気回復が期待される中、同協会の中西一晃理事長は、冒頭の挨拶で「初めて11月に行われる素材展プレミアムテキスタイルジャパン(PTJ)に参加する」と発表。
 「海島綿は世界一の商品、と自負する内に、いつの間にか、他の家電製品などと同様、世界の中で取り残されている、というようなことになってはいないだろうか」と疑問を投げかけ、「30年前の原点に帰って素材開発に取り組み、織物と編物で異なる糸の撚り回数を研究するなど、糸を改良しテキスタイルを工夫して、PTJに出展する。また売場再構築を推進し、マーケティングに再注力する」と述べられました。

 新たな時代の幕開けにふさわしい前向きなメッセージで、業界活性化へ向けて、大いにはずみがついたことと思います。日東紡績の南園克己社長も「厳しい状況を脱し、本当の平成の世をつくるとき。日本でスタートして四半世紀の海島綿をしっかり支えていく」と発言され、関係者一同、明るい充実した1年を祈念したことでした。

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2013年1月15日 (火)

災害に役立つユニバーサルデザイン(UD)ジャケット

 「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますが、昨年の3.11後、防災グッズへの関心が高まっています。
 昨秋のことですが、「災害に役立つUDジャケット」というジャケットが、国際ユニヴァ―サルデザイン協議会の「衣のプロジェクト」のグルーブにより開発され、同協議会主催で開催された福岡国際大会で発表されました。
 これは2011年の浜松国際大会の折り、展示したユニバーサルデザイン(UD)ジャケットを災害時にも役立つように改良したものです。実際手に取って着用された方も多く、「こんなのがあったらいいな」とか「災害のときでなくても欲しい」との声がたくさんあったそうです。私も着てみて、「軽くて着心地がよく、ポケットがあちらこちらに付いていて便利!」と思いました。

 今月は、18年前に阪神淡路大震災が起きた月でもあり、静かな反響を呼んでいるこのUDジャケットをご紹介します。 
 特徴は、次のようです。
○前身頃に6つのポケットがあり、軍手やマスク、携帯 背中にも雨合羽や下着などが入れられる大きいポケットが付いている。
○フードには、頭をガードするショックアブゾーバーが入っている。
○アクセントともなっているグレーのテープは、夜間視認性の高い再帰反射テープで、ジャケット地が伸縮するのに合わせて、ストレッチ性のあるものが使われている。
○すっきりとしたシルエットやデザインで、ファッション性がアップされ、平常時・非常時に活躍する。

  Cimg06031jpg_3 Cimg06001jpg_2  
正前から見たところ        後ろから見たところ
 今後の商品化が期待されています。

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2013年1月14日 (月)

10数年ぶりの大雪

 今日は珍しく天気予報がはずれて、朝から雪が降り積もりました。何と1月としては10数年ぶりの大雪だったといいます。東京で7cm、横浜で13 cmの積雪量と発表され、ここ鎌倉も横浜並みかそれ以上だったのではないかと思います。
Cimg11301jpg  庭の山茶花の花が、雪をかぶった間から、濃いピンク色を浮かび上がらせていました。普段でしたらまったく気にとめない花なのですが、妙に美しく見えました。

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2013年1月13日 (日)

老舗「竺仙」展 ― 浴衣・江戸小紋の原点に帰って

 江戸の天保年間の創業(1842年)から170年続く老舗、「竺仙」の展示会が、この10~12日、東京都立産業貿易センターで開催されました。
 今年のテーマは、竺仙二代目の頃に標榜していたという「竺仙の染めハ、粋ひとがら」です。原点に立ち帰り、代々求めてきた竺仙の心をこの言葉で表現したといいます。
 江戸時代、竺仙の浴衣・江戸小紋はファッションリーダーだった歌舞伎役者たちに愛用され、彼らご用達の品となりました。現在も時折、坂東玉三郎や中村獅童らが日本橋のお店に立ち寄られるとのことです。

 竺仙の原点は歌舞伎にある、ということから、会場正面には歌舞伎界の屋号に因んだ染め着尺がずらりと展示されていました。なかなか壮観でした。Cimg11161_2
 呉服業界の縮小に苦しむ竺仙ですが、見た目と手触りの目新しさを意識した新作は、目の肥えた大人の女性の心をきっとつかむと思いました。担当の方に伺うと、着物を着用することの多い層は変化していて、今では年代が上の方々よりもむしろ30~40代くらいの女性がターゲットといいます。そこには、いわゆる若い女性の浴衣ブームとは違う、洗練された夏着物の世界が広がっていました。
 素材はさらっとした清涼感のある綿100や麻100が人気で、白地に藍一色のものから少しずつ赤や緑などの色を入れたり、ぼかしたりして、柄に立体感をつけたものが多くなっているとのことです。

Cimg11191  生地はすべて自社企画で、長板中形など熟練した職人の「匠」の技術が光る作品が目につきます。写真のように「注染」の工程がわかる展示コーナーも設けられていました。
 お値段は6万円前後が中心で、帯などすべて揃えると10万円くらいにはなるそうですが、一着購入と同時に来年用のものを発注される顧客も多く、ファンは着実に増えているようです。

 「新しいものは必要だが、残しておかなければいけない伝統は大事に守り抜く」という竺仙。そのものづくりに込めた姿勢に尊いものを感じました。

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2013年1月12日 (土)

柑橘の七面鳥? 仏手柑

今日、お寺の客間に、関西から届いたという仏手柑(ぶっしゅかん)が活けてありました。

1  関西にしかないという珍しい柑橘類です。実際、関西はスダチやカボスなど、柑橘類の種類が豊富ですが、関東には数えるほどしかありません。橘の木も、「こいのぼり」の歌で歌われているというのに、こちらにはほとんどないそうです。

初めて目にした仏手柑。その黄色い細い実が房状に集まった形は、七面鳥の頭みたいでグロテスクです。でも名は体を表すというように、合掌している仏の手のように見えてくるから不思議です。ほんのりと爽やかな柑橘系の香りがしました。

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2013年1月11日 (金)

冬枯れの風景に想う

 インドネシアの友人が、日本に観光旅行をするなら「冬に行きたい」といいます。寒いのに「なぜ?」と思いましたら、木々が葉を枯らしている風景が見たいのだそうです。日本では当たり前のことが、外国人には珍しくて、好奇心をそそるのです。
Imgp57111pg_2  四季があって、折々に変わる日本の自然。そのすばらしさに私たちはなかなか気づかないようです。
 (写真は鎌倉・鶴岡八幡宮の源氏池)

 
 先日、「人にやさしいまちづくり」と題したセミナーで、講師の内閣府大臣官房審議官渋谷和久氏が、「日本の各自治体はまち起こしというと、テーマパークや観光施設をつくる発想になるが、これは間違い」と、はっきり指摘されていました。そして人はその土地にある何気ない自然や田園風景、昔から伝わる伝統文化に惹かれて来るといいます。単に名所旧跡を巡るだけではない、地域の人々との交流を望む観光客が増えているのですね。

 人を呼び込もうとするなら、従来とは違う形で観光を考え、多くの人を巻き込んでいくまちづくりが必要、と改めて思ったことでした。

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2013年1月10日 (木)

春一番 オプティカルなプリントドレスが斬新

Cimg11131 早くもブティックの店頭に、斬新なプリントのドレスが目立つようになりました。中でも目に付くのが、写真のようなオプティカルアートを思わせる大胆な柄行きのもの。
 このオプティカルアートは、オプアートとも呼ばれ、幾何学図形を組み合わせて錯視の効果を与えるよう計算された抽象絵画です。今春夏のデザイナーコレクションでは、白×黒などのはっきりしたコントラストで描いたオプティカルプリントがたくさん登場しています。ルイヴィトンのコレクションなど、目がチカチカするような眩さです。

 写真のドレスは、オプアートの創始者といわれるヴィクトル・ヴァザルリの絵画を連想させると同時に、草間彌生の水玉模様の連続のようでもあり、それらが一続きのボーダー柄になっていることも目新しい感じがします。何とトルコからの輸入品で、13,650円の値札がついていました。

 プリント技術が進化して、今やリメイクやデフォルメ、また複雑な柄の組み合わせも、デジタルで簡単にできるようになっています。これからはますます、このような奇抜で洗練されたデザインのドレスが増えることでしょう。
 

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2013年1月 9日 (水)

「天才でごめんなさい」会田誠展

1 東京・六本木の森美術館が危険を冒して開催にこぎつけたという展覧会、会田誠展に行ってきました。見終わって、理解に苦しむ作品に頭がとられてしまったからでしょう。やっぱり気持ちが悪くなってしまいました。「食事の前には行かない方がいい」というのは本当です。

 エログロ・ナンセンスな作風に衝撃を受けたのですが、一方で面白いと思ったのは、政治的、社会的な作品や戦争画です。とくに日本の伝統工芸の美を感じさせる作品に、興味を惹かれました。
 「ニューヨーク空爆の図」は、アメリカで、ヒロシマやナガサキ原爆のリベンジかと、物議をかもしたといわれている作品ですが、ホログラム・ペーパーのゼロ戦が貼り付けられた画面は、日本の漆蒔絵を思わせます。また倒れかかった電信柱とカラスが描かれた「電信柱、カラス、その他」の大作は、水墨画のようで、「震災後の風景」なのかもと思ったりしました。さらに「大山椒魚」には、藤田嗣治の影響を感じました。
 小学1年から中学3年までのポスター、全18連作は、28歳になった画家が、児童ポスター画にヒネリやデフォルメを加えて描いたシリーズで、子どもの純粋さを大人が利用する構図を嫌悪したという画家の反骨精神を感じます。ビデオでは、あのオサマ・ビン・ラディンそっくりの扮装で登場してみたりもしていて、現代社会を痛烈に批判しています。

 反体制的サブカルチャーの縮図を表現しているところが、天才の天才たる所以なのですね。タイトルの「天才でごめんなさい」は、「職人的なものでなくてごめんなさい」の意味だと、語っているのを聞きましたが、天才型アーティストですから、普通ではないのです。わからなくて当たり前と思うことにしました。
 
Cimg10891  唯一写真撮影が許可されていた「考えない人」と題されたオニギリマンのオブジェ。

 開催は3月31日まで。 

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2013年1月 8日 (火)

存在感を増すパリPVの日本企業

 2014春夏テキスタイルを発表するパリのプルミエール・ヴィジョン(PV)が、2月12~14日開催されます。プレスリリースによると、日本企業は合わせて40社が出展し、内、新規出展は3社で、カネマサ莫大小(丸編みニット)、コッカ(プリント服地)、森下メリヤス工場(吊編みなどニット)。またその内の5社、奥順(結城紬)、西山産業開発(牛首紬)、遊絲舎(藤織り)、天池合繊(世界一薄い服地)、民谷螺鈿(螺鈿織り)が、特設の職人工房エリア、メゾン・デクスセブションに出展するとのこと。
 前哨戦となるニューヨークのPV (来週15~16日開催) にも、日本から5社、瀧定C.O.T.O.、デブスコーポレーション、三菱レーヨン、島精機、宇仁繊維が出展します。
 いよいよテキスタイル見本市が間近になり、今年も気を引き締めて取材してこようと思っています。
 
 それにしても日本から40社が出るとは、PV史上初めての数字で、日本企業の進出ぶりに目を見張ります。ジャパン・クオリティがますます存在感を増していますね。期待しています。

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2013年1月 7日 (月)

鎌倉もインフラ整備が急がれる

 元旦の朝に起こった江の電の土砂崩れのニュースに、ひやりとさせられました。極楽寺の駅前の土手が幅約10メートル、高さ約3メートルにわたって崩れ、土砂が線路を塞いでしまい、電車が全面復旧したのは夜になってからだったといいます。

Cimg10991jpg_2  先日通りかかったときは、現場はブルーシートと土嚢におおわれていました。原因は斜面に埋めた水道管破裂だったのですが、水道管は何と100年も前のものだったそうです。そんなに古いものがまだ使われていたなんて、そのこと自体、驚きです。

 中央自動車道の笹子トンネル天井板崩落事故もありましたし、老朽化したインフラ整備が急がれます。新政権になって公共事業が拡大しそうですが、新設よりも修繕の方を優先してほしいと思います。

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2013年1月 6日 (日)

今年も鶴岡八幡宮へ

Imgp00121_2   3が日を避けて、鶴岡八幡宮に初詣しましたが、やはり混んでいました。
 人出は例年並みとのことですから、250万人もの人が参拝したことになります。欧米など外国人もけっこう来ていて、宗教は違うのに日本式に礼拝しています。私たちもヨーロッパに行けば教会を訪ね、同じように祈りますから、郷に入っては郷に従えなのですね。

 今年もまたここにお参りして、ようやく年が改まった感じになりました。

Imgp57251  神苑ぼたん苑入口に置かれていた鉢植えの、冬牡丹の花。この時期に見頃となるように温度管理されて、健気に咲いていました。 
 

Imgp56951jpg  段葛の植え込みで、早くも咲き始めた水仙の花。

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2013年1月 5日 (土)

湘南の宝石 江ノ島の夜景

 夕刻、腰越漁港から見た江ノ島の夜景は、まさに湘南の宝石と言うにふさわしいかもしれません。
 真ん中に白く光っているのが、江ノ島のランドマーク、シーキャンドル (展望灯台)です。このシーキャンドルがそびえる苑内は、華やかにライトアップされて、光の大空間になっているのです。Imgp55861
 ライトアップは14日までとのこと。

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2013年1月 4日 (金)

歳を重ねて美しく

 お正月には毎年、円覚寺塔頭の一つ、雲頂庵の新年会に行き、和尚さんの法話に耳を傾けます。
 今年は、和尚さんご自身が60歳の還暦を迎えるということもあったのでしょう。上手に歳を重ねるために、どう生きていったらいいか、について話されました。心身の安定=禅定を始め、様々な話が出ましたが、その中で一番印象に残ったのが「美しくあれ」でした。

 老々介護の現場で介護している方が、「きれいなものを見ないと心が壊れる」とおっしゃったそうです。歳を取ると、身なりも適当になりがちです。美しくあるように努めることが大事だと。
 先日、老人ホームで聞いた話ですが、鏡を見ない人が多いとか。そうしたおしゃれに無関心な人ほど、閉じこもりがちになるといいます。おしゃれは他人を意識することから始まります。人との繋がりもそこから生まれます。いつも身ぎれいにしていることは、生きていく上で欠かせない大切なことですのに、つい無精して怠ってしまいがちなのですね。

 「歳を重ねて美しく」とは、つくづく言うは易く行うは難しです。

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2013年1月 3日 (木)

初己の鎌倉・銭洗い弁財天

Cimg10601 今年は己年。その最初の巳の日が1月3日で、初己の日とあって、銭洗い弁財天は大混雑していました。
 巳は干支の動物で蛇に当たり、蛇は弁財天のお使いとされています。弁財天は蓄財の神ですから、今日は金運に最適の日だったというわけでしょう。

Cimg10641 霊水が湧くと言われる洞窟の中は、金銭を洗う人でいっぱいでした。

 この祈りが経済好転に通じて、金銭が増えるといいのですが---。鎌倉には本当に面白い習慣があります。

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2013年1月 2日 (水)

クロスカントリースキーを初体験

 白馬岩岳スノーフィールドで、初めて本格的なクロスカントリースキーを体験しました。以前からやってみたいと思っていたのですが、クロスカントリースキーができるスキー場は非常に少ないのです。ここはその数少ないスキー場の一つで、スクールがありレンタルもしてくれます。

 実はずいぶん前に裏磐梯で練習コースを1周したことがあったのですが、靴の履き方も忘れたという全くの初心者なので、インストラクターをお願いして、コースを案内してもらいました。

 指導していただいたのは、クロスカントリーのクラシカル走法です。「歩くスキー」とも言いますから、なだらかな平地を歩くだけかと思っていましたら、そうではなくてちょっとした山坂のあるハイキングでした。板が普通のスキーよりも細くて長く、軽いのですが不安定なので、最初は転んでばかり。滑るように歩く、といわれてもなかなかコツがつかめません。とくに下り坂は大恐怖でした。
 それでもしんしんと雪が降る中を、2時間半かけて5キロのコースを回りました。
Imgp00431jpg Imgp00841
 
 雪木立の森は美しく、清冽でした。こういう風景を見に、次回また挑戦してみようと思ったことでした。

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2013年1月 1日 (火)

二年参りの初詣

カウントダウンの花火の後、岩岳切久保諏訪神社に初詣。社地を横断するように川が流れていて橋を渡って階段を上ると、優雅な社殿です。小さいけれど鎌倉時代以来の由緒ある神社で、白馬村の文化財に指定されているといいます。お神酒と蜜柑が振る舞われました。
20130101001510imgp55351jpg_2 深夜、お参りする人の行列ができた参道。明かりが灯っているところが社殿。

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