「ノン・モスキート」みどりのカーテンで節電生活
今回のインテリアトレンドショー「ジャパンテックス2012」で、「これはいいな!」と思ったのが、山越(さんえつ)の「ノン・モスキート」みどりのカーテンです。夏になると人一倍、蚊に刺されやすいと自認しておりますので、「蚊が寄り付きにくい」の一言に惹きつけられました。
ごく普通の白いチュールレースのカーテンに、蚊の嫌がる除虫菊の成分が糸に練り込まれていて、その上にはみどりの葉がふさふさと生い茂っています。これはガラス窓の外側に取り付ける用途のカーテン、「ガーデンカーテン」です。
これを付ければ、一般のレースカーテンよりも約6倍の遮熱効果があり、何もない状態よりも約9度室温を下げることができ、夏の4か月で約155円の電気代を節約するといいます。
偶然いらっしゃった同社山中社長にお話しを伺うと、みどりは、「ぶどう」の葉を模したフェイクグリーンで、ポリエステルのポンジーという超緻密な織物でつくられているとのこと。耐久性があって、常に常緑を保つ素材です。原糸メーカーで暮らしの進化系を目指す同社らしい新提案です。
大震災後、省エネが求められて、夏場は涼しく過ごせるようにとゴーヤのようなつる性の植物栽培が推奨されていますが、この生垣ならフェイクなので、カーテンのように開閉自在。実はこの開閉機能で実用新案を取得したとのことでした。
昨夏発売以来、既に1,000セット以上販売したという人気商品です。木漏れ日がもたらす陰翳が涼しげですし、何よりも蚊が来ないというというのがいいですね。
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