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2012年11月 6日 (火)

「Life(生)」と共鳴する体感型インスタレーション

 今、エスパス ルイ・ヴィトン東京で、ブラジル人アーティスト、エルネスト・ネトによる「狂気は生の一部 Madness is part of Life」と題した展覧会が行われています。そのメイン展示が、「われわれは生という体の一部Life is a body we are part of. 」をテーマにした体感型インスタレーションで、生命の懐に抱かれているような感覚を感じてきました。
 会場に入ると目に飛び込んでくるのは、天井から宙づりにされた巨大なハンモックです。
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 来場者は地上に降りているハンモックの細い入り口から通路を伝って、一番奥の広い空間まで行くことができます。歩くたびにかぎ針編みのロープが揺れ、足元もプラスティックのボールを詰めたチューブなので、この上なく不安定ですが、終点までたどり着くと、安定していて、寝転ぶこともでき、「いつまでも居続けたい」と思うような気持ちのよい場所になっています。通路は精子の通り道を、また終着点は子宮を表現しているという作品の意図を体感しながら、戻ってくると、「青竹踏み」でもした後のようなすっきりした感じになりました。
 まさに人間の「Life(生)」の感覚と共鳴するインスタレーションです。開催は2013年1月6日まで。

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