PVで出展10周年を祝う鏡開き
パリのプルミエール・ヴィジョン(PV)初日の9月19日、小松精錬(石川県能美市)が出展10周年記念のレセプションを開催し、日本式に鏡開きでお祝いしました。
同社は世界一といわれる合繊織物の染色・後加工技術を武器に、2003年に合繊として初めてPVに出展し、以来休むことなく年2回の出展を続け、今期20回目。レセプションには、PV会長のフィリップ・パスケ氏も駆けつけ、同社中山会長夫妻や社長ら幹部とともに法被を纏って、掛け声とともに樽酒の蓋を割る鏡開きのイベントが行われ、有力顧客やプレス関係者約100人に枡酒がふるまわれました。
パスケ氏はこの後の記者会見で、「日本企業の中には創造性はあっても輸出のための体制が整っていないところがある。日本の特殊構造を国際的に再編成する必要があるのではないか」と述べた上で、「小松精錬は、創造性と価格競争力の双方が揃っていて存在感がある。他にない新しいものを常に提案し、ハイグレードな顧客の要望に応えて人気を集めているし、きちんとした体制を持っている」と同社を高く評価しました。
なお、同社を含むPV出展の日本企業について、寄稿した記事が本日付け繊維ニュース紙に掲載されました。合わせてご参照ください。
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