テキスタイルネット合同展に見る2013春夏テキスタイル
生地やアパレル副資材の仕入れサイト、テキスタイルネットが今回初めて単独で合同展を東京・原宿で開催。12社が出展し2013春夏テキスタイルを発表しました。全体に春夏らしいコットンやコットンのバリエーションが多くみられました。
○三政テキスタイル
高級綿使いのシャツ地を扱い、160双から200双の超細番手糸使いまで出品。人気は70単のストライプとのこと。メンズのドレスシャツ向けが中心かと思っていましたら、客層はレディスの方が多く、レディス6に対してメンズ4の割合だそう。
○ダックテキスタイル
ジーンズテキスタイルの専門メーカーで、デニム生地が中心。ソフトで伸びるストレッチデニムが圧倒的人気で、カラーもオレンジやグリーンなど明るい色揃えが新鮮。またシャツ地向けのシルキーなタッチの薄地シャンブレー(写真)、スーピマ綿100のものが好評とのこと。
○シャルト
シャツ、ブラウス用の生地を製造販売し、綿の先染、無地が中心。かつて東京・堀留にあったシャツ地コンバーターの猪股が元とお聞きし、親しみを感じました。きれい目カジュアル狙いの、80双から100双のシャツ地が人気で、とくに売れているのがダンガリージャカードやオックスジャカード。セルビッチも多い。 ○宇仁繊維
ふくれジャカードやレースが好評。光るラメ入りなど綿混のファンシーなものも多い。キモノ柄をプリントしたちりめん地で小物(写真)をつくり、前面にディスプレーしたためか、和柄地も大人気だったとのこと。
○伊吹
人目を引くのが、京都産地らしいブライトカラーの大胆な花や果物柄のインクジェットプリント、綿100のもの。また水玉とチェックのリバーシブル、綿80/リネン20や、リネン100の水玉プリントも人気。またオパール加工やレース。さらにエプロン用という抽象的な幾何柄プリント地も。
○丸紅テックス
綿タイプのニット生地が主体。コンピュータージャカードのボーダー、シャーリングやリップル、ラメ入りのものなど、複雑な編成のものが好評だったといいます。
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