PVインディゴ展で日本人デザイナーがカラー賞受賞
パリのプルミエール・ヴィジョン(PV)展と併催のテキスタイルデザインのインディゴ INDIGO展で、TEXPRINT 2012のカラー賞に、日本人テキスタイルデザイナー岸本万里さんが選ばれ、ネリー・ロディ審査委員長から表彰状を手渡されました。
TEXPRINTは、毎年イギリスにおける最も優秀なテキスタイルデザイン卒業生を認定するプログラムです。2012年度は、各大学から選ばれた200名以上の候補者の中から、さらにプリント/織物/ニット/刺繍/ミックスメディアの各分野別に選び抜かれた最終選考の24名が選出され、この中にセント・マーチンズ芸術大学の日本人留学生が二人、プリントの岸本万里さんとニットの團之原梓沙さんが入り、他の22名とともにインディゴ展で作品が展示されました。
TEXPRINT 2012では、この24名のテキスタイルデザイナーの作品の中から、特別賞としてボディBODY賞、スペースSPACE賞、パターンPATTERN賞、カラーCOLOR賞の4つの賞が授与され、岸本万里さんがカラー賞を受賞。同展で、4名の受賞者の表彰式が行われました。
岸本さんは横浜市出身で杉野服飾大学短期大学部卒業後ロンドンのセント・マーチンズ芸術大学に留学。自然や鳥をテーマにした大胆な色使いのグラフィカルな作品で頭角を現した俊英です。審査員の一人は「並外れていいて、感動的。とくに彼女のイラストはすばらしい」と高く評価。今後の活躍が期待されます。 PVインディゴ展で岸本万里さん、ご自身のブースで。
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