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2012年9月 5日 (水)

公演の成功は優れた舞台装置あってこそ

 今や、エンターテインメントのための様々な公演は、日本全国ツアーから世界ツアー化し、世界中の人々を魅了しています。韓流ブームは一段落したとはいえ、昨年度のチケットの総売り上げは、前年比15%増だったといいます。
 スポーツなど各種イベント公演が成功を収めているその陰には、会場設営から運営管理まで一切を取り仕切る、優れた「裏方」が不可欠です。とくにミュージックコンサート公演の舞台装置は、音響や照明効果もあり、また格別なものがあります。
 Cimg79761 こうした公演を裏から支えるビジネスで、我が国トップクラスの実績を誇る㈱シミズオクトの代表取締役会長清水卓治氏の講演会が、日本ファッション協会うらら会主催で開催されました。テーマは「コンサート舞台の歴史と今後の傾向」。概略は下記のようです。
 1960年代、東京オリンピック後の施設利用で、柔道の試合場として建てられた畳敷きの日本武道館をコンサートホールに改造し、ビートルズ来日公演を実現させたことで、大掛かりな式典や歌謡ショーなどのコンサート会場に日本武道館が使われるようになっていく。
 1970年代、外国人アーティストが多数来日するロックコンサート時代になり、トラスが開発され工法が進化し、真上から明かりが取れるようになって、歌手の衣装や肌の色を格段に美しく見せられるようになる。スピーカーも天井から吊るす装置が登場し、音響効果が向上した。
 1980~90年代、音楽祭全盛時代で、舞台装置(リギング)がコンピュータ化とともにますます発展。1989年に東京ドームが出現し、巨大ドームによるステージ革命が起きる。
 2000年代、ドーム興行とともに世界ツアーに乗り出す。
 またこの8月20日に開催された、初めてのロンドンオリンピック凱旋パレードも、同社のプランで実施されたといいます。
 最後に安全管理を問われて、2000年に、同氏を理事長に日本舞台技術安全協会が設立され、ガイドラインを策定。といっても日本では大きな事故は起きていないといいます。
 今回の講演では、スライドの合間にたくさんの懐かしい曲の入ったビデオを流していただきました。歌手の名声は、シミズオクトの力あってこその賜物だったということを思いながら、お聴きした楽しい会でした。
 
 

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