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2012年8月 3日 (金)

デニムのリペアにびっくり!

ヴィンテージ・ジーンズというと1960年頃までのモデルを指すそうですが、50年以上も前のジーンズが現存しているのは、デニムという素材が丈夫で破れにくいからです。しかしいかに頑丈とはいえ、何年も穿き続けていれば、引き裂いてしまったり、穴が開いてしまったり、ぼろになっていくのは布の持つ宿命です。

最近は意図的に摩耗させたり、ダメージ(キズ)を加えたり---、着古した質感を作る加工が流行っていますが、それも行き過ぎると穿けなくなってしまいます。そんなジーンズを再び蘇らせる、リペア・ビジネスを展開しているのが、SWAMP JEANS 代表でデザイナーの塩原啓行さん。先月、渋谷ヒカリエで開催された「デニム・デ・リクチュール」展に出展していたところを発見し、その仕事ぶりに興味を持ちました。

ところでこの「デニム・デ・リクチュール」は、デニムの中古衣料やハギレ、耳などを使った作品の展示販売会で、今回で3回目。実行委員会代表の渡邊慶子さんによると、71123日の13日間で、4,971名、1日平均382名もの来場があり、大盛況だったそうです。

塩原さんも「たくさんのお客様に来ていただき、修理したデニムに直接触れて、やわらかい感触を確かめてもらえたことがよかった」と話します。というのも、彼の仕事の特徴は、元のデニムと変わらない風合いになるように修復することだからなのです。単にキズがなかったように仕上げるだけではなく、糸加減を調節して硬くならないように、しかもしっかりと直す、その技術はまさに職人技です。私も触らせていただいてびっくり。本当にやわらかい!

またチェックやストライプ、花柄などの当て布を添えてデザインし直すと、アーティスティックな一点ものジーンズにもなります。

まだ開業して半年という塩原さんですが、穿き心地のよいデニム・リペアを目指して、日々研究されているとのことで、今後が楽しみです。

Swamp_jeans渋谷ヒカリエで、SWAMP JEANSの展示風景

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