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2012年8月31日 (金)

蔵方コレクション「梅ちゃん先生時代の診察室」

 今、NHKの朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の時代の診察室を再現した特別展が、東京・大田区の昭和のくらし博物館で開催されています。展示品は、医学史の研究者で開業医の蔵方宏昌先生のコレクションです。
 先生は服飾文化学会理事で、私も夏期セミナーで何度かご一緒し、骨董品店を訪ねたりしました。蒐集し始めたきっかけは、医学史の研究からで、「どうしても実物が見たくなった」のだそうです。お蔵が建つほどコレクションをしていることは知っていましたが、「収蔵のために60坪の家を一軒購入された」といいますから驚きます。
 今回は、昭和30年代のお医者さんの机に白衣や聴診器、注射器、血圧計などの器具、人体模型、医学書や紙芝居、衛生用品のポスターなど、先生と同様に医師だったお兄様の遺品も展示されていて、昔はこんな風だったと、懐かしい気持ちになりました。かつてはあったのに、今はもう失ってしまったものに触れてみることも、これからの暮らしを考えるヒントになると思いました。                                            
  Cimg79541_4 写真は、蔵方先生と会場で待ち合わせ、展示室内で撮らせていただいた一枚。後方の人体模型は紙製で、今はもう珍しいものといいます。

 この特別展は9/30までですが、蔵方コレクションは、毎年群馬県医師会の地域医療館で展示されていて、今秋からは群馬の安中藩出身新島襄をテーマに幕末から明治にかけての医療展で見られるとのことです。来年から新島襄夫人をヒロインにしたNHK大河ドラマ「八重の桜」が始まることもあり期待されています。

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