22/23秋冬「ネスト」合同展 新たなオリジナリティの追求

 ネストクリエーションラボ主催「ネスト」合同展示会が3月8日~10日、東京・代官山で開催され、新進ファッションブランドの22/23秋冬コレクションを見てきました。
 参加したのは全20ブランドです。新たな視点でオリジナリティを追求するブランドが目に付きました。
 下記、気になったブランドをご紹介します。

マヌカンズ ジャポン (Mannequins JAPON)
 坂口英明デザイナーが手がけるブランドで、今季は19世紀のロマン主義時代を思わせる羊の脚型袖やバルーンスリーブ、ドロップショルダーのボリューム袖など、袖をふくらませたデザインがポイントです。
 Img_95071  シンプルなコットンポプリン使いで、ドレスやブラウスの立体的なカットが美しい。大人の女性の色気を感じさせるコレクションです。

トーゲントーゲン (TOHGEN TOHGEN)
 シュールレアリスムの手法の1つである「デペイズマン(仏: Depaysement = 異なった環境に置くこと) 」をテーマにコレクションを展開しています。
   Img_95161  意外な組み合わせやディテールに注目です。

アソウト (a.saught)
 個性的なストライプのシャツのバリエーションを揃えていました。
 Img_95101  セミオーダーも続けているとのことです。

ミマ(MIMA)
 「ミマ」はイタリア語で「女優」の意味で、「女優のコート」を提案しているというコートのブランドです。様々な役柄を演じる女優のように、リラックスした雰囲気でドレスダウンするのも、フォーマルにドレスアップするのも、着る人のスタイリングによって自由自在なコートが勢ぞろい。
 Img_95181  年齢を選ばずどんな体型にも合うパターンになっていて、袖も広いことから、厚手の服の上からもコート オン コートで着こなせるとのこと。また首すじを美しく魅せるシルエットなので、着物に合わせてもスタイリッシュに着装できるといいます。

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2022年5月14日 (土)

多賀幹子氏講演『孤独は社会問題』 英国の取組みから

 多賀 幹子氏といえば、女性や教育、社会問題、異文化、王室を題材に取材されているフリージャーナリストです。
 Photo_20220513185301 昨年7月に著書「『孤独は社会問題』~孤独政策先進国イギリスの取組み~」を出版されました。
 先般、この多賀氏がオンラインセミナーに登壇。著書と同名のテーマで講演され、英国社会を見続けて来たジャーナリストの報告を興味深く視聴しました。

 講演はまず、テリーザ・メイ首相が2018年1月に、世界初の孤独担当大臣を設置した話から始まりました。メイ首相は、暗殺された英国労働党ジョー・コックス議員の「社会問題の影に孤独在り」のレガシーを引き継ぎ、「孤独は現代の公衆衛生上、最も大きな課題の一つ」として、担当大臣ポストをつくったといいます。実際、孤独は肥満や1日15本の喫煙以上に体に悪く、孤独な人は社会的なつながりを持つ人に比べ、天寿を全うせずに亡くなる割合が1.5倍に跳ね上がるという、英国家庭医学会のデータもあるそうです。
 このポストはジョンソン首相になって、一応の役目を果したと捉えられるようになり、現在は閉庁しているとのことです。とはいえイギリスでは孤独になることを意識的に避けなければいけない、孤独な人がいたら引っ張り出さないといけないという考え方が根底にあり、このための様々な活動が続けられているといいます。

 次にイギリスにおける孤独対策の具体例が紹介されました。
 一つは「メンズ・シェッド(Men's Sheds)」という定年後の男性の居場所作りです。コミュニティのシェッド=小屋に集まって、DIYを楽しんだり、大工仕事をして公園の遊具やベンチを作ったり。作ったものは無償で寄付するとのこと。そうすることで連帯感が生まれ交流が深まります。その上、コミュニティにも感謝されることで、生きがいに通じる取組みになっているといいます。
 二つ目は「コスタ(Costa)コーヒーのおしゃべりテーブル」です。これはコスタ コーヒー・チェーンが始めたおしゃべり専用のテーブルです。育児する母親が大人と会話する場を設けて欲しいとの声に応えて、つくったといいます。来た人なら誰でも自由にしゃべれるテーブルで、今では300を超える店に広がっているそう。
 三つ目は「エイジUK (ageUK)」です。高齢者向け慈善団体で、高齢者の話し相手を電話で行う活動が高く評価されているといいます。希望したシニアにボランティアが都合のよい時間に電話をかけ、週一で30分ほど定期的に話し相手になります。ボランティアはシニアと共通の趣味や関心を持つ人が選ばれ、最新ニュースなどを伝えます。高齢者は気持ちにハリが出るといいます。双方の安全も確保され、電話代もかかりません。
 この他、高齢者の夢を叶えるユニークな活動として、高齢者の“坂下り”遊びや“おまわりさんごっこ”など様々な事例が取り上げられ、大変興味深かったです。

 続いて日本の取組みです。日本では菅内閣で英国に続き世界で2番目となる孤独孤立担当大臣に坂本哲志氏が任命されました。現首相になって野田聖子氏が大臣に就任しています。多賀氏は野田大臣にインタビューしたそうですが、発信力が弱いといいます。(私もそのような省庁があることを知りませんでした。)
 孤独は誰にも起こることですが、日本ではそうなったのは自己責任、といわれます。日本はイギリスのようにセーフティネットができていませんし、コミュニティも育っていません。いつの間にか他人に冷たい国になっているようです。
 イギリスでは政府の側から問合せが入るそうです。困っていないかどうか、声をかけてくれるのです。日本では行政は申請しないと動きません。多賀さんは、この申請主義を何とかしないといけないと強調されました。私もまったく同感です。

 さらに欧米と日本の違いについて、次のように語られました。
 日本では「孤独死のおすすめ」など“おひとりさま”の本がベストセラーになっています。でもこのようなことは欧米ではあり得ないそうです。日本には、一人で凛と生きる孤高の人、という美学があるからかもしれないと推察されていましたが、なるほどと思います。 
 私も「孤独を楽しむ」なんて、やせ我慢としか思えません。多くの人にとって孤独は耐え難いはず、と自分を振り返り実感しています。
 私たちは家族や友人、知人たちに支えられて生きています。もしもそうした支えがなかったら、失うようなことがあったら、辛く、悲しく、不安になって、絶望感に襲われるでしょう。
 長引くコロナ禍で、自殺者の増加が問題となっているのも、孤独に苦しむ人が急増しているからではないでしょうか。
 多賀氏が指摘されているように、日本もイギリスのように、孤独の人に手をさしのべるやさしい社会であってほしいと、改めて思いました。

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2022年5月13日 (金)

2022桐生テキスタイルプロモーションショー“シグネチャー”

 コロナ禍の3月9日~10日、恒例の「2022桐生テキスタイルプロモーションショー」が、昨年に続き東京・渋谷のベルサール渋谷ガーデンにて開催されました。
 総合コンセプトは“シグネチャー(Signature)”で、サインの意味です。桐生産地ならではの特徴をより際立たせたデザインを提案し、未来への一歩を踏み出すシグネチャー=サインとなる展示会を目指したといいます。
 出展したのは、桐生産地のテキスタイルメーカー22社、和装メーカー5社です。会場には織物やニット、刺しゅうなど多様な業種が集積する国内随一の繊維産地・桐生のオリジナルコレクションが一堂に勢揃いしていました。
 下記、とくに興味を引かれた新製品をご紹介します。

丸中株式会社
 注目したのはネックギア「ダンシャット」です。夏は凍らせて熱中症対策に、冬はお湯を注いで首元から体を温める、体温調節に優れた、軽量で快適なネックサポーターで、アウトドアで作業する人やキャンプを愛する方に最適といいます。
 本体にはウェットスーツ素材が使用されていて、この素材が高い保冷・保温効果を実現するとのこと。また専用カバーが本体の温度保持をサポートし、水を抜き入れすることで、軽くコンパクトに持ち運べるとか。 
 保冷時間は外気温35~37℃の場合、約5~6時間、保温時間は外気温7℃の場合、約3~5時間だそう。
 Img_94771  これ一つで夏冬OK!とは、アウトドア好きにはまさに優れモノ、と感心しました。

株式会社ダイシ
 噂に聞いていた「GUDマスク」に驚かされました。このマスクは、除菌・ウィルス不活化性能を持つ銅繊維を使用した銅マスクで、マスクの上に着けるオーバーマスクです。
 Img_94861jpg  
 群馬大学(群馬県前橋市)発ベンチャーのグッドアイ(桐生市)と明清産業(前橋市)が、抗菌・抗ウィルス効果を持った銅繊維シートの表面に光触媒を塗布してできた光触媒銅繊維シートを開発し、オーバーマスクとして商品化したもので、TV朝日のサタデーステーションで取り上げられて話題になりました。
 銅繊維シートは触ってみると、金属とは思われない軽くてしなやかな感触です。ハサミで簡単に切れて縫製も容易とのことです。シートの新型コロナウィルスの不活化率は1分後にはほぼ0%で、他社製品と比較して効果は圧倒的とか。

 それにしても桐生って、いろいろな先端素材がある産地と、改めてビックリ!します。

桐生整染商事株式会社
 2020年に立ち上げたシルクに特化したライフスタイルブランド、「シルッキ(SILKKI)」を訴求していました。
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 シルクとはいえ、自宅で洗濯可能で耐久性があって、カジュアルに使える生地です。内側がシルク、外側がリネンやコットンの二重織になっています。肌に当たる面をシルク100%にすることで、シルクの機能を最大限に生かせるといいます。

株式会社ミタショー
 同社ブースにはいつもすばらしい生地が豊富。 Img_94891
 Img_94421 その中で、この変わりカットジャカードのギンガムチェックは、ジグザグ感がユニークです。
 コットン60%混で洗練されたカジュアル感が楽しめそうです。

株式会社笠盛
 和装刺繍から始まり、独自技術の「カサモリレース」を開発している、世界に誇る刺繍メーカーです。
 Img_95021  精密な機械刺繍でありながら、手仕事の温もりを感じさせる華麗な刺繍生地に圧倒されます。

Tex. Box
 Img_94951 ニードルパンチのアートワークに、いつもワクワクさせられるブースです。
 今回は何と、「書」の掛け軸を見せていただきました。
 これが布のニードルパンチでつくられたとは、信じられないほどよくできていて、印象的でした。

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2022年5月12日 (木)

中西 伶個展『TREE OF LIFE』古の幾何学図形“小宇宙

 この1月から4月半ばまで、興味深い展覧会が東京・渋谷のディーゼル・アート・ギャラリーで開かれていました。それは現代アーティスト、中西伶(Rei Nakanishi)の個展です。Img_96641
 アクリル絵具を幾重にも塗り重ね、複数の画材を組み合わせて新しい質感を生み出しながら、イメージを可視化させていきます。
 テーマは「ツリー・オブ・ライフ『TREE OF LIFE』」です。ギャラリーでは、古から伝わる幾何学図形の表象を「惑星」のように配置した“小宇宙”を体感しました。Img_96701jpg
 そこにはCGデジタルとアナログなペインティング、古代と現代、様々な要素がミックスしている現代絵画の最先端の世界が広がっていました。
 中西 伶という作家は、このブログ2021.9.1付けで取り上げた山口 歴に師事しているそう。そういわれると、作風が似ているようです。
 今後の活躍が期待されるアップカミングなアーティストです。

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2022年5月11日 (水)

22/23秋冬モード・イン・フランス展 一早くフランスモード

 日本で一早くフランスのモードに触れることのできる展示会がモード・イン・フランス展です。その22/23秋冬コレクションを発表する第52回展が、楽天ファッションウィーク東京(RFWT)の期間中の3月15日~17日に行われました。会場はベルサール渋谷からエビス303に移しての開催でした。
 到着してみると、人は少なく寂しげでした。というのも出展予定だった19社のうち、4社のサンプルが遅れて展示できなかったのです。オミクロン株蔓延による飛行機の減便やロシアのウクライナ侵攻による影響でした。
 フランスの出展者の来日はなかったものの、各ブースには通訳がスタンバイされています。コレクションを手に取って商談するまたとない機会とあって、通訳を介してその場で発注するバイヤーの姿を目にし、少しホッとしました。

  コレクションは全体にエレガンスに回帰しています。とはいえ堅苦しいものではなく、心地よく着こなせる、しかもカラフルで楽しい感覚のものが多くなっています。そのいくつかをご紹介します。

Img_96191   手前はメゾンボンネフォア(Maison Bonnefoy)
  リヨンの近くにあるニットの工房です。2019年、フランス政府より無形文化遺産の称号を賜ったとか。
 暖かそうなフランス製ウールやカシミアのマフラーや手袋などを提案しています。Img_96231

  右はメイド・イン・センス(Made in Sense)
 アーティストとのコラボレーションアイテムが魅力のブランドです。
 柄を切り替えたデザインやコラージュに目が留まりました。

 下はマ・ドゥ・ミゼーヌ(Mat de Misaine) 
 上質な天然素材でつくる洗練された大人のカジュアルスタイルが人気のブランドです。Img_96291

 テルマイユ(Telmail)
 太糸使いのエスニック柄ニットを前面に展開。その大胆で個性的なデザインに惹きつけられました。Img_96271

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2022年5月10日 (火)

「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展

 今、三菱一号館美術館で開催中の「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展を見て来ました。
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 コピーは「ウィーン生まれのカワイイです。」とキャッチー。でも作品はカワイイというだけではない、生命感あふれる強さを秘めています。有機的で自由な線と豊かな色使いが特徴のデザインで、どこかファンジックなところもステキです。

Photo_20220509200001  上野リチ・リックス(1893-1967)は、日本では知る人ぞ知る、のウィーン出身のデザイナーです。ウィーン工房でテキスタイルを中心に活躍。 建築家上野伊三郎との結婚を機に、活動の拠点を京都に移し、第二次大戦後は、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)で教鞭をとるなど、日本のデザイン教育にも大きく貢献したといいます。

 右は、ウィーン工房時代の作品(1924年)で、カーネーションのモチーフです。
 扇のようでもあり、当時のジャポニズムへの関心が伺えるデザインですね。

2_20220509200001  上は、輝きを増していく50年代の作品から、1950年代の「クラブみちよ」の内装デザインです。
 また当時のマッチ箱や七宝焼きのデザインも、夢のある楽しいものが多くて興味深かったです。

 最終コーナーでは晩年の作品、教え子たちと描き上げたという日生劇場(東京・日比谷)のレストラン「アクトレス」の壁画の一部も展示されていました。
 
 リチの仕事の全貌を紹介する展覧会でした。
 会期は5月15日まで、関心のある方、どうぞお急ぎください。

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2022年5月 9日 (月)

ファッション合同展「プロジェクト トーキョー」開催

 「プロジェクト トーキョー(PROJECT TOKYO)」は、「connecting fashion + culture」をコンセプトに掲げ、年に2回、東京で開催されている国際的なファッションの合同展です。第7回目となる展示会が、楽天ファッションウィーク東京(RFWT)の会期中、3月16日~17日、東京国際フォーラムにて開催されました。出展したのは老舗ファクトリーブランドから新進デザイナーズ、ライフスタイル雑貨まで約170の厳選された国内外のファッションブランドです。
 とくに目についた新進アパレルブランドをご紹介します。

ミランニ (Millanni)
 ブランドを手掛けるのは根本貴史と伊藤里恵子のデザイナーデュオです。ブランド創業10年の節目の年、2021年にブランド名を「ヴェントリロクイスト」から「ミランニ (Millanni)」に変更したといいます。そのことを知らなかった私は、ちょっとビックリしました。

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 22/23秋冬は「祖母のノート(Quaderno della nonna)」がテーマです。ルックブックも表紙はイタリアの骨董市で見つけたという何十年も前の子ども用ノートがコラージュされていて、昔のものを尊重し、形や素材、色、また仕立てや技術などを参考にデザインしているこのブランドらしい構成です。
 ブースでは職人の手を加えて1点1点、多くの時間と手間をかけてつくったというドレスを前面にプッシュ、また端切れやレース、フリンジ等資材の余りを使用するなどサステナブルな素材使いも注目です。

リコレクト (rikolekt)
Img_98181  「記憶の手ざわり」をテーマに、忘れかけていた記憶を思い起こさせるような服をデザインしています。
 右のコートは、身幅をたっぷりととったポンチョのようなシルエットです。
 テキスタイルは綿のモール糸をベースに、光沢のあるシルケットコットン糸使いで、植物にインスピレーションを受けて描いた柄が表現されています。

ミディウミソリッド (MIDIUMISOLID)
 マザーズインダストリー(Mother‘s Industry)ディレクターの笹野信明がディレクターを、ターク(TAAKK)デザイナーの森川拓野がデザイナーを務めるブランドで、スタートしたのは2016年春夏からとか。Img_97981_20220504193201
 テキスタイルや技法に日本古来の手法や、着物で取り入れる加工を採用、ブルーやホワイトのクリーンな仕上がりが目を惹くコレクションです。

カズコオオニシ (PJC KAZUKO ONISHI)
 美しい花模様のドレスは、よく見ると刺繍でした。一針一針、丹念なステッチワークで仕上げられた草花のやさしい表情が優美です。これは大西和子デザイナーによるオリジナル エンブロイダリー レースのテキスタイルブランドPJCの「特別な日常着」、手の温もりを感じさせる贅沢なコレクションです。Img_98091jpg

リミュ (Limue)
 ブランド名は、フランス語でライラックを意味する“リラ(lilas)”とスズランを意味する“ミュゲ(muguet)”を掛け合わせた造語です。この名前のようにテーマは美しい花々を象徴する「ナチュラルな華やかさ」、繊細で柔らかい、しかも芯の通った強さもあるスタイルを提案している魅力的なブランドです。Img_97831

ローランダー (LOWRUNDER)
 22/23秋冬は、変わり行く時代に立ち向かう変化する服を提案。デッドストックのウールツイードに摩天楼の刺繍を施したコートをはじめ、レザーのパッチワークジャケットや定番のコラージュニットなど都会の片隅の風景をコラージュした遊び心あふれるコレクションです。Img_97861

ブルー (BLUE by ymf lab.)
 2022年にスタートしたばかりのブランドです。こだわっているのはブルーとピンタック(ピンのように細いタック)で、ブルーは製品染め、またピンタックは熟練した職人が手作業でつくっているそうで、完成度の高さはほとんど芸術的です。Img_98171

蔵 (KURA)
 プリントシャツのブランドです。ヴィンテージ感のあるインディゴ抜染+着色抜染、インクジェットプリント、ダブルプリント(スクリーンプリント×インクジェットプリント)といった手法を駆使して、シャツのバリエーションを提案しています。プリントとはいえ、ほんものの先染めのようで驚きました。Img_98221

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2022年5月 8日 (日)

2022/23秋冬東京コレ ⒁ RFWTを通してSDGs発信

 今季はRakuten Fashion Week TOKYOを通して、「ファッションを通して出来るSDGs」をテーマに、様々な施策によるSDGsが発信されました。そのいくつかをご紹介します。

ダイワ(DAIWA)
 フィッシングブランド「ダイワ(DAIWA)」が、RFWTに初参加し、使われなくなった「漁網」の再利用コレクションを、表参道ヒルズ大階段にて、映像とインスタレーションで発表しました。
 環境省の調査によると、日本の海岸に漂着している海洋プラスチックごみのうち、漁網・ロープといった漁業ごみが約30パーセント(容積)を占めているとのことです。漁網はポリエステルとナイロンのものがありますが、ダイワはナイロンの漁網をアップサイクルして、機能と強度に優れた作業着を現在、試作中といいます。
 Img_96121  上は、漁網をアップサイクルして作ったドレスやジャケット、パンツの展示です。色も美しく、これが漁網からつくられたとは、ほんとうに驚きでした。

小松マテーレ
 小松マテーレ(石川県小松市)が取り組むサステナブルなモノづくりを紹介する、「素材メーカーが挑戦するサステナブルなモノづくり展」が渋谷ヒカリエ8階CUBEで行われました。
Img_95921  会場中央では同じ石川県出身の「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」の山岸慎平デザイナーによる、水を使わない染色「モナリザ」のコレクションや、昨年6月に立ち上げたサステナブルブランド「マテモノ(mate-mono)」の製品、端切れや廃棄せざるを得なかった生地を活用したバッグなどを展示。化学素材メーカーとしての環境問題への貢献をアピールしていました。

デニム de ミライ~DENIM PROJECT~
 三越伊勢丹、阪急阪神百貨店、岩田屋三越、エスティーカンパニー、ファッションコアミッドウエスト、佐藤繊維(GEA)の6社が、サステナブルなファッションの実現を目指して業界の垣根を超えて協業したプロジェクトです。
 今回、RFWTの会期中に東京国際フォーラムで開催の PROJECT TOKYO内SDG’s 特設エリアに出展。広さ約350㎡に約50ブランド約150型の商品が一堂に展示されて、なかなか壮観でした。
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 これが廃棄直前のデニムとは!素敵に生まれ変わっていてビックリです。

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2022年5月 7日 (土)

22/23秋冬東京コレ⒀ ミントデザインズ「ニューフォーム」

 勝井北斗/八木奈央デザイナーデュオによるミントデザインズ(mintdesigns)は、22/23秋冬コレクションをデジタルと渋谷ヒカリエCOURTにてのプレスイベントで発表しました。
 同ブランドは昨年で20周年を迎えたそうです。新たな21年目の始まりは、「ニューフォーム(NEW FORM)」がテーマで、これからの新しい形を描き出していくための第一歩のコレクションといいます。

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  コレクション制作の着想源はイサム・ノグチ庭園美術館にある晩年の彫刻作品です。二人は自然への敬意と人為の美しい融合に感銘し、ノグチの制作過程を追体験するように紙の布(不織布)で抽象的なモックアップをつくり、それを服に落とし込みました。
 Img_00471 展示されていたのは、スタイル画を描くことからスタートしたのではない、実験を重ねてつくった造形物から服に仕上げていくという新しい手法で生み出されたワードローブです。アームや身頃がふわりとアシンメトリックに膨らんだキルティングのドレスなど、彫刻作品がそのまま服になったかのようです。
 テキスタイルの柄もイサム・ノグチ作品の表面テクスチャーやアトリエの壁などをイメージして、水彩画やペンキを使ったアブストラクトなグラフィックで表現したものだそう。

 軽やかでフレッシュ、清新な風を感じるコレクションです。

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2022年5月 6日 (金)

22/23秋冬東京コレ⑿ ヨシオクボ NFTプレゼンテーション

 楽天ファッション ウィーク東京(RFWT)の期間中、国が推進する「日本博」事業として、久保嘉男デザイナーが手がける「ヨシオクボ(yoshiokubo)」によるNFT(非代替トークン)プレゼンテーションが東京・原宿の東郷記念会館にて開催されました。
 同ブランドは今年1月に22/23秋冬コレクションを「いか上がり」をテーマに発表しています。今回はこのコレクションを踏襲、デジタルファッションファクトリー「X-couture」の協力による、ブランド初のNFTウェアを販売する展示イベントでした。
  展示されたNFTウェアは全8体でオールブラック(全色黒)です。ウェアを纏っていたのはマネキンではなく男女のモデルで、テラスではウォーキングも行われました。
Img_99861_20220503144701  
 テーマは「風」です。ビッグシルエットのMA-1に翼をあしらったようなルックや、大きな木枠の凧型のピースを肩に掛けたルックなど、エアリーで構築的なスタイルが披露されました。
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 袖を風船のように大きく膨らませたドレスは、ビデオゲームの「ラスボス」を思わせます。
 生地はいずれもナイロンやポリエステルといった極めて軽い撥水性の高密度織物です。
 久保嘉男デザイナーは「織物を採用した理由は、高密度であっても僅かに空気を逃さなければ最適なバランスで風を受け止めてくれないため」とコメントしています。また「色んな風を、溜めたり、抜けさせたり、なびかせたり、回したり…。何度も、何度も繰り返しました。目には見えない風が、1秒たりとも同じ表情をみせないドレスによって“見る”ことが出来るのではないか。ドレス作りを通じた、自分なりの風の設計への挑戦です。」とも。

 Img_99821 各ルックの横にある紙にはNFCチップが埋め込まれていて、スマホをかざすとNFTに関する情報が表示される仕様になっていました。
 これらデジタルドレスの一部は、4月1日より販売開始とのことでしたから、もうかなりの売上になっているのではないかと思われます。

 未来のファッションはこんな風になるのかも---、そんな世界へタイムトラベルしたかのような気分を味わったコレクションでした。

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2022年5月 5日 (木)

22/23秋冬RFWT東京コレ ⑾ メグミウラワードローブ

 三浦メグ デザイナーによるメグミウラワードローブ(MEGMIURAWARDROBE)の22/23秋冬コレクションは、前回に続きオンラインで発表され、渋谷ヒカリエCOURTにてプレスイベントが開かれました。
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 イベントではXANADUTOKYOオーナーの本橋達郎や音楽家の辰田翔とのトークセッションが行われ、リブランディングして3シーズン目となる今季は、服をしっかり見せたいと、ランウェイ形式の映像をつくったことなど、エピソードが語られました。
 
  さて今シーズン、メインとして提案しているのは、羽織るだけで360度美しいというコートだそう。 日本の四季に合わせて、秋の初めならTシャツの上にさっと羽織れて、 11月ともなれば暖かいものと、コートのバリエーションを展開しています。
  Img_99411 キーワードはもちろんブランドコンセプトである「ジェンダーレス、エイジレス、ボディー ポジティブ」です。同じ形、デザインでも、色やサイズなどでその人それぞれの個性に寄り添うものを目指しているといいます。
 コートの他に、ショート丈のキルティングジャケットなども揃えています。
 素材は伝統的なブリティッシュ調のチェックをカラフルにアレンジ。様々な色が交差するようなパレットを主軸に、スタンダードを再構築して、アップデートしています。

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2022年5月 4日 (水)

22/23秋冬東京コレ⑽ リトルビッグ 世代と若者テーマに

 馬渡圭太デザイナーによるリトルビッグ(LITTLEBIG) は、テーラード・ジャケットにカルチャーの要素を色濃く取り入れた日常着を展開しているメンズ/ウィメンズのブランドです。
 今季は渋谷のビルの屋上でリアルショーを開催しました。Img_99051jpg
 テーマは「世代 = ジェネレーション(generation)」と「若者 = ユース(youth)」です。ファッションへのホットな熱気を感じさせた90年代後半から2000年頃の、混沌とした渋谷のストリートスタイルをイメージして、ラフに着崩したカジュアルダウンスタイルを発表しています。
 ランウェイには、軽やかなプレッピー風やスクールガール風のルックに加えて、少しつっぱったヤンキー風など、個性的なモデルもウォーキング。オンブレチェックのシャツやストライプのセットアップ、オーバーサイズのチェックのコートなどが目を惹きます。
 素材はいずれもきれい目の上質なクオリティで、ストライプ生地は英国製とか。

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 最近シックになった渋谷の街に集う、小粋な若者たちに似合いそうなコレクションです。

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2022年5月 3日 (火)

22/23秋冬東京コレ ⑼ フミエ タナカ「Area 23」テーマに

 フミエ タナカ(FUMIE TANAKA)は、ザ・ダラス(THE Dallas)を改名して2020年春夏よりスタートしたウィメンズブランドです。今回楽天ファッション ウィーク東京(RFWT)に参加して4年ぶりにリアルショーを開催しました。
 テーマは「Area 23」です。「23」の「2はフ、3はミ」で、ブランドを手掛ける田中文江デザイナーにとって自身の名前を表す大切な数字であるそう。ショーを行える喜びと感謝の気持ちを込めて、多くの人が集まれる野外の広場、恵比寿ガーデンプレイス センターを選んだといいます。

Img_98701_20220502145801  ライトに照らされたスロープを降りて、巨大な円形の会場を回りながらキャットウォークするモデルたちの姿は、何とも幻想的で美しく、荘厳に見えました。
 (写真は位置が悪く上手く撮れませんでした。)
 ファンタジーあふれるジャカードやサテン、透ける素材、煌めくラメ、メタリック、刺繍、レース、それにフラワーパターンやカモフラージュ、ペーズリーなどエスニック調のものも。終盤の髪の毛を用いたようなフリンジアイテムも目を惹きました。

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 彩り豊かに多様な装飾表現を調和させた、大人のエレガンスが漂うワードローブが続き、最後はデザイナーのショーができる幸せな気持ちが伝わってくるような感動的なフィナーレで幕を閉じました。

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2022年5月 2日 (月)

22/23秋冬RFWT東京コレ⑻ ベッドフォードAR・VR活用

 山岸慎平デザイナーが手掛けるベッドフォード(BED j.w. FORD)の22/23秋冬コレクションは、天王洲にあるカフェで開催されました。カフェに入るとAR(拡張現実)グラスが渡され、スタッフの方の操作で、今季の新作を纏ったモデルが舞台裏で準備している様子を写した動画を鑑賞しました。 
 これは新しい形のコレクション発表会でした。経済産業省「産業高度化推進事業」による委託事業での一環として実施された、初のARやVRを活用したフィジカルとデジタルが融合するファッションショーだったのです。

 Img_98511 テーマは、「I am rooted, but I flow (時代は変わるが根底にあるものは変わらない)」(バージニア・ウルフ)です。
  デジタルを取り入れつつも、コレクションは、やはりリアルで見ないと雰囲気は伝わりません。
 ランウェイには「少年になる前の男の子の世界」をイメージしたという、遊び心に満ちたルックが登場しました。ポケットが手袋になるニットも楽しい驚きでした。
 ビビッドなカラーのウェアやヒッピー風のタイダイも目を惹きます。
 
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Img_98441  ウクライナ戦争への想いを表現するピースマークモチーフのセーターも現れました。


 それにしてもショーの方式は今、どんどん進化しています。
 便利になる半面、戸惑うことも多くなりそう。ついていけるかしら---です。

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2022年5月 1日 (日)

22/23秋冬RFWT東京コレ ⑺ チノ 自然の優しさと温もり

茅野誉之デザイナーが手がけるチノ(CINOH)は、そのウィメンズの新作をデジタルと渋谷ヒカリエCOURTでのプレスイベントで発表しました。
Img_97621jpg  上はプレスイベントでの茅野誉之デザイナーです。

Img_97721  今シーズンは、自然界で生み出される画一的でない表情からインスピレーションを得て、自然の優しさと温もりを素材に反映したコレクションを展開しています。
 柔らかな毛足の表面感やブランケット風など、ほっこりとした重厚感のあるものに、オーロラのようなベロアの光沢、レース状にカットアウトしたフェイクレザーも。
 カラーは土っぽいブラウン系をベースに、優しいピンクや淡いターコイズブルーなどの穏やかなパステル調が中心です。
 Img_97791pg  
 コロナ禍のギスギスしたムードやウクライナ問題もあり、自立した凛とした大人の女性像を目指した、語っていたのも印象的でした

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2022年4月30日 (土)

22/23秋冬東京コレ ⑹ オクシモロン「少ないほど、豊か?」

 ティスリー傘下で2021年3月よりスタートしたオクシモロン(OXYMORON)がRFWTに初参加し、渋谷ヒカリエCOURTでプレスイベントを開きました。ブランドを手掛けるのは札幌市出身の福田大将デザイナー(下写真の真ん中)です。 Img_95681jpg
 デザイナーによると、ブランド名の「オクシモロン」は、「小さな巨人」とか「明るい闇」といったように矛盾する二つの事象を一つに含む言語表現を意味する言葉だそう。
 今季も「少ないほど、豊か? Less is more or bore?」をテーマに掲げています。これは「Less is more」という近代建築の3大巨匠の一人、ミース・ファン・デル・ローエの言葉と、アメリカの建築家、ロバート・ベンチューリの「Less is bore(少ないほど、退屈である)」の言葉から考案したとか。
 このテーマのもと、既に知っているはずの衣服に少しの“違和感”を加えて「見たことのある服を見たことのない服へ」、これまでの観念を揺るがすような服づくりを提案しています。
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 コレクションでは、ベーシックでシンプルなアイテムを変形させたユニークなデザインが印象的です。シャツの襟が3つあったり、スウェットに袖が二つあしらわれていたり、形が変わった服を重ね合わせたり---。「着方については、着る人のアレンジで楽しんで欲しい」とコメントしています。
 カラーは新しい造形を際立たせるように、すべて無彩色、無地使いです。

 既存のスタイルや意識を問う、新たなファッションのカタチを模索する試みが始まっているようです。

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2022年4月29日 (金)

22/23秋冬東京コレ ⑸ ネグレクトアダルトペイシェンツ

   ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)は、ビス(BiS)やビッシュ(BiSH)などのアイドルグループをプロデュースする渡辺淳之介のファッションブランドです。今季もRFWTに参加して22/23秋冬コレクションを発表しました。
Img_97371  テーマは「TAKE the NAP(うたた寝する)」です。
 ランウェイには白いふわふわのふとんが敷き詰められていて、前部の客は寝ころんでショーを鑑賞する演出です。
 登場したのはどこか気だるい雰囲気のルームウェア風のルックスで、寝起きのヤンキーを思わせる上下ジャージやトラックスーツ、パーカー、ブルゾン、マドラスチェックのセットアップなど。スエットで、それも“二人羽織”姿で焼きそばを立ち食いするモデルも現れ、ユニークな劇中劇でも見ているかのよう。

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   現代社会の緊張感を解きほぐすような、リラックス感満載の緩いコレクションでした。

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2022年4月28日 (木)

22/23秋冬RFWT東京コレ ⑷ ペイエン「インターナル」

 ペイエン(PEIEN)は中国出身の伊澤直子デザイナーが2015年にスタートさせたブランドです。
 今季RFWTに初参加して、プラダ青山店横にある建物の無機質な地下空間を会場にインスタレーション形式でコレクションを発表しました。

Img_96321  テーマは「インターナル(internal)」で、普段隠れていて見えないものを表面に出して、内に秘めている力強さや自由さを表現したといいます。

 階段を降りると、明るさを抑えた空間に男女のモデルたちがマネキンのようにじっと立っていて、何とも妖しげな雰囲気です。
その新作は、製作途中のようなディテールを残したアイテムで、テーラードジャケットも裏地や芯地はむき出し状態。
ブランドが得意とするニットウェアも、ほつれた糸が儚げです。ニットや布帛をフェイクレザーやエナメルと切り替えたデイリーウェアも見られます。
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 既存のデザインを解体、再構築し、繊細で幽玄な、少し毒のある女性を表現したちょっと不思議なコレクションでした。

 

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2022年4月27日 (水)

22/23秋冬RFWT東京コレ⑶ セイヴソン AIと生命の融合

 海外から唯一、今季RFWTに参加したのが台湾のセイヴソン(Seivson)です。デザイナーは2016年にアジア新興デザイナートップ6に選ばれたヅゥチン シン(Tzu Chin Shen)。
Img_96101  テーマは「Do Electric Sheep Dream of Sleeping Beauty?」で、AIと生命、バーチャルとリアルが融合する世界を舞台に、ヒューマノイドと人間、衣服と空間の関係性を描くコレクションです。
 ブランドが得意とする脱構築的なアプローチを進化させ、細身のウエストラインや穴あきのデザインを用いた「皮膚のように見える服」は生命体と見紛うヒューマノイドをイメージしているといいます。
 またアンダーウェアとアウターを逆に組み合わせたフューチャリスティックなスタイルは、“サイバーパンク”の新たな解釈とのこと。

Photo_20220428183901  フィナーレを飾ったのは、エアリーな素材をボリューミーに仕立てたドレスです。日本ブランド「ディスカバード(DISCOVERED)」とのコラボレーションによるもので、「日本と台湾の架け橋になりたい」とのデザイナーのヅゥチン シンの思いが生んだ貴重な一着といいます。

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2022年4月26日 (火)

22/23秋冬RFWT東京コレ ⑵ CFCL 凱旋イベント

 22/23秋冬RFWTで、CFCL(シーエフシーエル)の凱旋イベントが開催されました。
  CFCLは髙橋悠介デザイナーが手がけるニットウェアのブランドで、ブランド名は“Clothing For Contemporary Life(現代生活のための衣服)”の頭文字をとったものといいます。 3Dコンピューター・ニッティングに特化したブランドで、これは自身の原点でもあるとか。
 Img_00021_20220428164201 昨年9月、東京都/一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構( JFWO )主催ファッションプライズ企画「FASHION PRIZE OF TOKYO」(FPT)の第4回受賞ブランドとなり、今季パリコレに参加して、デジタルとプレゼンテーション形式でコレクションを発表しました。
  RFWTでは表参道ヒルズにて、実際のコレクションの展示によるインスタレーションが行われ、記者会見も開かれました。
  Img_00071jpg  ホールには新作を着た約20体のマネキンが並び、なかなか壮観でした。
 テーマは前シーズンに続く「ウェア(WARE = ニットの器)」で、今シーズンはそこに彫刻的なアウトラインを加えています。
 ブランドを象徴する立体的なPOTTERYドレスも多数紹介されました。
 ハイゲージのホールガーメントにより編上げられたドレスは、ストレッチ性に優れていて、そのフレキシブルな特性から性差や体の大きさに関係なく快適に着用できるといいます。現代の多様性を重視するストーリーにも乗っていますね。彩りも美しい、明るくモダンなデザインです。



  来季もパリでコレクションを発表するとのことで、今後が楽しみです。

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