2017年11月17日 (金)

2018春夏トクコ・プルミエヴォル 「アフリカ」の息吹

 「トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)」の2018年春夏コレクションが、今シーズンも渋谷ヒカリエで10月20日、開催されました。

Img_40621  今回のテーマは「アフリカ」です。とくに「ンデベレ」族のフォーマルコスチュームスタイルにインスパイアされたといいます。

 アフリカの息吹を現代の洗練されたドレスで表現した作品が多数登場し、中でもプリントや刺繍などに見る色彩美に目が奪われます。
 揺れるフレアやフリル、プリーツ、巧みなカッティングテクニックも美しく、このブランドならではの華やかな趣に、またしてもうっとりさせられました。

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 アフリカの動物たちをアップリケしたエレガントなドレスの後、最後を締めくくったのが「ファンタジックキューブ」と呼ばれる作品です。これは純白の丸い形をしたオブジェのようなドレスで、場内が暗転すると内部に光が灯り、輝きます。
 アフリカの神秘を喚起させる圧巻のフィナーレでした。

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2017年11月16日 (木)

2018春夏ナード ユニット 軍服テーマ「エンブレム カモ」

「ナード ユニット(NERD UNIT)」が初めてアマゾンファッションウィーク東京に参加して、渋谷ヒカリエで2018年春夏コレクションを披露しました。
Img_40251  2011年にアメリカのサンフランシスコで立ち上がったというストリートブランドで、ミリタリー調が基調です。
  テーマは「エンブレム カモ」で、独創的なカモフラージュ柄を製作し、軍服風の機能的なデザインに落とし込んでいます。
  ブルゾンやフード、時折マスク---など、かつての世界大戦をイメージさせるダークな武装スタイルが続き、ちょっと怖いようなムードが漂います。

 現代の不穏な政治情勢を反映しているかのようなランウェーでした。

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2017年11月15日 (水)

2018春夏ヒロコ コシノ「リバース」テーマに新たな始まり

 「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」が、アマゾンファッションウィーク東京に参加して先月19日、2018年春夏コレクションを恵比寿ガーデンホールで開催しました。

 テーマは「リバース(Rebirth)」で、過去から今へ、新たな創造の始まりを予言するようなコレクションでした。
Img_39821jpg  デザイナーのコシノ ヒロコは、「過去は今と未来に有機的につながっています。古いものを見つめ直したときの新しい発見、そこから生まれる創造の喜びを形にした」といいます。
 この“終わりは常に新たな始まり”を象徴していたのが、タンポポのモチーフです。綿毛になって風に乗り、種を運んでまたどこかで別のたんぽぽが生まれるように、過去を現代によみがえらせた、これまでにない新しい世界を見せてくれました。

 太さの異なるストライプやボーダー、カラーブロック、それらをバイアスカットやアシンメトリックなデザインで表現した作品群は、グラフィックアートさながらです。ため息が出るほど美しい、夢のようなひと時でした。

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2017年11月14日 (火)

2018春夏ハナエモリ マニュスクリ「Flux 流れ」テーマに

 「ハナエ モリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)」は、ハナエ モリ・スタイルにフランス語で「原稿」を意味する「マニュスクリ」という新しい息吹を加えたブランドです。ブランドを手がけるのはエーディグリーファーレンハイト(A DEGREE FAHRENHEIT)のデザイナー、天津憂です。
 今シーズンもアマゾンファッションウィーク東京に参加し、表参道ヒルズで2018春夏コレクションを発表しました。
Img_38951jpg テーマは「Flux 流れ」で、絶え間なく流れ続けるエレガンスを表現したといいます。流れるような落ち感のある素材使いで、優雅に揺れて広がるラッフルフレアやドレープ、ギャザーシルエットのドレスが美しい。流れるような花々のグラフィックは三人のアーティストとのコラボレーションで生み出されたとか。
 カラーは、ブルーと赤がひときわ目立っていました。
 今を生きる大人の女性にふさわしい、洗練されたドレスのコレクションでした。
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2017年11月13日 (月)

2018春夏ファッション 新風を吹き込むタイの3ブランド

 アマゾン・ファッション・ウィーク東京で、Asian Fashion Meets TOKYOが開催されました。これはアジア圏の若手デザイナーの支援を目的としたプログラムです。
 渋谷ヒカリエで行われたタイの合同ショーではJIRAWAT、TITAT、TAKARA WONGの3ブランドが参加、いずれも2018春夏ファッションに新風を吹き込むコレクションを披露しました。

TITAT(ティタット)
 デザイナーのティタット グアントラクン(Titat Kuantrakul)が、昨年立ち上げた若いブランドです。
 洗練されたシンプルなデザインが印象的です。
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JIRAWAT(ジラワット)

 デザイナーのジラワット タムロンギティクン(Jirawat Thamrongkittiku)が3年前に立ち上げたブランドで、美しいテキスタイルに魅せられます。
 柄にはクロスステッチ刺繍が使われているそう。奥行きを感じます。
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TAKARA WONG(タガラ ウォン)

 ブランドを手がけるのはデザイナーのタゴーン ワンナウォン(Thakorn Wannawong)。創設されたのは2015年だそうです。
 世界中のサブカルチャーにインスパイアされたという、独自のスタイルを見せています。
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2017年11月12日 (日)

2018春夏ファイブノット「旅とヴィンテージ」にDHL賞

 今シーズンのアマゾンファッションウィーク東京で、「ファイブノット(5-knot.....)」が第13回「DHLデザイナーアワード」を授賞し、受賞式が行われました。
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 ファイブノットは鬼澤 瑛菜、西野 岳人夫妻が「旅とヴィンテージ」をテーマに、2013年に立ち上げたブランドです。DHLはロジスティクス業界のグローバルにおけるリーディングブランドで、日本のデザイナーやファッション業界の世界進出に力を尽くしているのです。受賞した二人には副賞として50万円相当の海外発送クレジットが贈られました。二人はこれを機に、海外でのさらなる取引先の拡大を図ると喜びの声を発していました。
 
Img_37141 コレクションは、今シーズンも旅先で出会った風景や街並み、文化、そこにあるヴィンテージアイテムが発想源でした。
 今回はポルトガルの海沿いの町、「ナザレ」への旅にインスピレーションを得てデザインしたといいます。
 とくに狭い路地の上に乾された洗濯物が印象的だった話していました。

 爽やかな風を感じる、軽やかで明るい雰囲気いっぱいのランウェーショーでした。

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2017年11月11日 (土)

2017 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞 発表会

 今年も2017Tokyo 新人デザイナーファッション大賞のアマチュア部門発表ショー及びプロ部門ジョイントショーが、10月18日、渋谷ヒカリエで行われました。会期中だったアマゾン・ファッション・ウィーク東京のイベントとして開催されたこともあり、ホールは立ち見のでる満席状態でした。
 繊維ファッション産学協議会の廣内 武理事長の挨拶の後、アマチュア部門の発表がありました。これは世界最大級の学生のコンテストで、全25点の実物作品をショー形式で披露、次いで受賞者が告げられ、大賞は文化ファッション大学院大学の今村 未来さんに贈られました。作品はデニムジャケットとチュールのロングスカートの意外な組み合わせでした。
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 写真は中央が今村さん、左端が大賞受賞作品です。

 プロ部門ではビジネス支援を受けている30ブランドのうち、今年度選出された中から5ブランドの2018年春夏コレクションが披露され、最高位の東京都知事賞に「KIDILL(キディル)」のデザイナー末安弘明さんが選ばれました。キディルは今シーズンも“パンクロック”を感じさせるコレクションを展開しています。(写真下) JFW-IFF MAGICにも出展していました(このブログ2017.10.25付け参照)。
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 ほんとうにすばらしい快挙。おめでとうございます!

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2017年11月10日 (金)

2018春夏タエ アシダ 大胆なグラフィックを優美にモダンに

 デザイナーの芦田多恵が手がける「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」が、今シーズンも六本木グランド ハイアット 東京で、2018年春夏コレクションを発表しました。

Img_36801jpg  ショーは、冒頭から大胆なグラフィックの連続で、それを洗練された優美なカッティングでモダンに仕上げていました。
 白と黒の幾何学模様やマルチカラーのストライプなど、力強いパターンが変化のあるアシンメトリックなフォルムにおさめられています。

 中盤は、ボタニカルフラワーのドレスやスーツ、ゼブラ柄やボーダーなど、大自然のモチーフを力強く表現していました。

 最後を締めくくったのは、フォーマルな女性らしいエレガントなロングドレスでした。

 昨年25周年を迎えたタエ アシダ。ますますクチュールの腕に磨きがかかっている様子です。さすがのすばらしいコレクションでした。

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2017年11月 9日 (木)

2018春夏エルザ・ウィンクラー 月光下で舞う「フクロウ」

「エルザ・ウィンクラー(ELZA WINKLER)」がアマゾン・ファッション1 ・ウィーク東京に参加し、渋谷ヒカリエで初のランウェーショーを行いました。

 ブランドを手がけるのは、中井英一朗(写真右)です。
 テーラードなどカッティングに定評があり、最近めきめきと頭角を現しています。

 2018年春夏コレクションのテーマは「アンダー・ザ・ムーンライト」です。

Img_36691  月光下で舞う「フクロウ」に着想したといいます。

 ダイナミックな動きのシフォンのドレスには、「夜の森」を思わせるプリントが施されています。
 また本物の羽根も使われているとのことです。

 大きく開いた襟やウエストシェイプの立体的なカーブのテクニック、フレアーのシルエットは非常に美しく、洗練された優雅さを引き出しています。

 シンプルに強く華やかに女性らしさを表現する本格的なクチュールラインを引っ張るエルザ・ウィンクラー。今後に期待しています。

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2017年11月 8日 (水)

2018春夏バナナチップス 子供服で大人顔負け日常の贅沢

 「バナナチップス(BANANA CHIPS)」は子供服を中心に展開するカンテサンスの自社ブランドです。 今シーズン、アマゾン・ファッション・ウィーク東京に参加して、2018春夏コレクションを発表しました。Img_36111デザインを手がけたのは、この春デザイナーユニットSyncs.Designのクリエイティブディレクターに就任したタニー氏です。

 ランウェイに登場したのはまさに大人顔負けのクールでちょっとセクシーな表情の子供たち。そのコンセプトは「日常の贅沢」といいます。

 コットンやサテン、凹凸のある素材に、ばらの花模様やバナナプリント、スカーフブリント、刺繍やアップリケ、ときにメンズ調の要素も落とし込まれています。
 レトロ感が漂うなか、シルエットやフォルムはあくまでも現代的です。
 かっちりとした印象を与えながらも華のあるコレクションでした。

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2017年11月 7日 (火)

2018春夏アクオド バイ チャヌ 信長ヒントにドラマ演出

 「アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)」は、既成観念にとらわれないボーダーレスな価値観を目指すブランドです。今シーズンもアマゾン・ファッション・ウィーク東京に参加して、渋谷ヒカリエで2018年春夏コレクションを発表しました。

 それにしても今回のショーは、のっけからドラマティックな演出でドキドキしました。
Img_35081jpg Img_35051  冒頭、美しい白拍子のような姿の女性が現れ、織田信長が演じたといわれる「幸若舞 敦盛」を舞った後、甲冑を身に着けたダンサーが力強いパフォーマンスを繰り広げたのです。
 ブランドを手がけるのはデザイナーの李燦雨です。日本の戦国時代の織田信長にインスパイアされて作品をつくったといいます。なぜ織田信長かというと、戦国武将の中でもっともヒップホップな人物と感じたからだそうです。守りに入ろうとする閉鎖的な時代であるからこそ、ファッション界を盛り上げるために攻めの姿勢で臨むといいます。
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Img_35301jpg テーマは「ジップ・アウト(ZIP OUT)」、弾丸などがピュッと音を立てて進むという意味です。アクオド バイ チャヌという弾丸を世界に放つ意志が込められているとのこと。

 モデルたちは甲冑や弾丸、家紋といったディテールを散りばめたファッションで登場しました。ハトメやジッパーなどのメタルがふんだんに採り入れられ、色使いは黒中心に赤や白です。ほんとうに勇ましくて恰好いいスタイリングでびっくり!

 ともあれ戦闘はファッションの世界だけでありますように、願っています。

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2017年11月 6日 (月)

2018春夏ユキ トリヰ インターナショナル 心地よいリズム

 鳥居ユキが手がける「ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)」の2018年春夏コレクションが、東京・恵比寿のザ・ガーデンホールで発表されました。
 今シーズンもパリの自由でリラックスしたムードあふれるランウェイ。洗練されたエレガンスとともに、心地よい優雅なリズムが響きます。
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 スタートは軽やかなシフォンに水彩画のようなタッチで描かれた花柄プリントのドレスから、次いで小粋なスーツやアンサンブル、フラウンスのディテールが女らしい。やわらかなニット、小花模様とのセット、上品なジャカード、最後は爽やかなグリーンのオーガンジーのドレスで締めくくりました。

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 奥ゆかしくも華やかな、女心をそそるコレクションでした。

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2017年11月 5日 (日)

2018春夏ファッション ホンコンの4ブランドがショー

 アマゾン・ファッション・ウィーク東京で、「ファッション ホンコン(Fashion Hong Kong)」の4ブランドが、香港貿易発展局の支援を受けて、渋谷ヒカリエで合同ショーを開催しました。
 いずれも日本市場で受けそうなアイテムを揃えての登場です。

 トップバッターはポリー・ホー(Polly Ho)が手掛ける「ルームループ(LOOM LOOP)」です。
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 中国の民話、啓蟄を発想源にしたコレクション。色彩鮮やかな伝統的モチーフが目を惹きます。

 次に登場したのが、「メイキン・ンー(MEIKING NG)」です。
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 デザイナーのメイキン・ンーは、キュビズムや建築的要素をデザインに取り込み、都会に生きる女性の多面性を表現することに定評があるといいます。今季はビクトリア時代の釣りを楽しむ貴族女性をヒントにコレクションを発表しています。

 3番目はメンズブランドの「ハリソン・ウォン(HARRISON WONG)」です。
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 今シーズンのテーマは「アール・ブリュット」で、フランスの画家で彫刻家のジャン・ドュビュッフェの作品に見るバランスを崩した不協和音に注目したといいます。

 最後は「ヘブン・プリーズ(HEAVEN PLEASE+)」です。
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 Lary ChengとYi Chanのデザイナーデュオが手がけるブランドで、今季は、二人の潜在意識を基に、シュールな視点からデザインしたとのこと。洗練されたシルエットが印象的です。

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2017年11月 4日 (土)

2018春夏アキコアオキ 「ループ」と「淡さ」をテーマに

 ファッションデザイナーの青木明子が手がける「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」が、このほど表参道ヒルズで2018年春夏コレクションを発表しました。
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 テーマは「ループ」と「淡さ」です。「ループ」は、ドローストリングや巻き付くベルト、フリンジのように長いぶら下がったコードなどで表現、「淡さ」はカラーで、ペールパステルを中心に、それとは相反する強いカラーも組み合わさっています。

 ブラやコルセット、キャミソールといったランジェリー風のフェミニンなルックに、スポーツウェアの要素を上手に採り入れているところが、このブランドらしいところ。

 女性らしいシルエットを強調したレイヤードの提案に注目です。

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2017年11月 3日 (金)

2018春夏ティボー バレエの「リハーサル」テーマに

 「thibaut(ティボー)」が2018春夏アマゾン・ファッション・ウィークで、初めてとなるランウェイショーを発表しました。
Img_33051jpg  デザイナーは伴 芽衣子で、原宿の古着屋「MELANGE(メランジェ)」のバイヤーでもあるそうです。

 テーマは「リハーサル」で、デザイナー自身、幼少期に習っていたバレエの最終リハーサルをイメージしたといいます。良い意味で力の抜けた未完成を装ったリラックスウェアが披露されました。
 レオタードにハーフジップのゴルフウェア風プルオーヴァーを合わせたり、デニムをリメイクしたり。バレリーナをイメージさせるチュチュ、フリルのロマンティックなドレス、ランジェリーの要素も採り入れたジェンダーレスなコスチュームも登場しました。
 即興的に仕立てたラフな感覚が、逆に今風でフレッシュに思えたコレクションでした。

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2017年11月 2日 (木)

2018春夏ケイスケヨシダ 70年代ヒッピー文化をヒントに

 ファッションデザイナーの吉田圭祐が手がける「ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」が、2018年春夏コレクションをこのほど渋谷ヒカリエで発表しました。
Img_32841jpg_2  ヒントは1970年代のヒッピー文化といいます。ランウェイにはヒッピーのように自由で解放的な生き方を表現するファッションがあふれ出ました。
  当時を思わせる裾幅を広げたベルボトムのパンタロンや厚底靴----。中でも注目は、円形の大きなカットアウトからのぞくインナーとのレイヤードです。その人らしくありのままに着こなして、とのメッセージが込められているといいます。

 大胆なカッティングで垂れ下がった布のリボン結びのデザインも印象的です。
  カラフルな色使いは、ポップアートやサイケデリックからのインスピレーションとか。

 着る楽しさいっぱいのコレクションでした。
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2017年11月 1日 (水)

2018春夏リョウタ ムラカミ「20年代のフラッパーガール」

 「リョウタ ムラカミ (RYOUTA MURAKAMI)」は、これまで親子デュオとして活動してきました。しかし今シーズンから村上亮太の単独デビューを公表し、このほどアマゾン・ファッション・ウィーク東京で、渋谷ヒカリエを舞台に2018年春夏コレクションを発表しました。

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 テーマは「20年代のフラッパーガール」です。ランウェイにはジェンダーから解放されて社会に飛び出していく女性を、1920年代の女性像に重ねて表現したといいます。
 親離れしてますますおもしろくなった「リョウタムラカミ」、これからのクリエーションが期待されます。
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2017年10月31日 (火)

2018春夏ティート トウキョウ パープルレイクの理想郷

Img_32161jpg  ファッションデザイナーの岩田翔と滝澤裕史が手がける「ティート トウキョウ (TIIT TOKYO)」が、アマゾン・ファッション・ウィーク東京に参加し、渋谷ヒカリエで2018春夏コレクションを発表しました。

 今シーズンは、紫色の湖「パープルレイク」のある架空の街がテーマです。ここはティート トウキョウが考える、自然と人工がほどよく融合している近未来の理想郷といいます。

 テクノロジーだけではない自然の感覚や手仕事を活かしたクリエ―ションにも価値を置いたという、このブランドらしい、どこか懐かしい幻想的なコレクションでした。

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2017年10月30日 (月)

2018春夏G.V.G.V. 「ボタニカル マリン」テーマに

 「G.V.G.V. (ジーヴィージーヴィー)」が久々に東京コレクションウィークに帰ってきて、16日、東京・芝の東京プリンスホテルで、2018年春夏コレクションを発表しました。

Img_31801_2 テーマは「ボタニカル マリン」です。

 マリンルックの象徴、セーラー服スタイルにランジェリーの要素を持ち込んだ遊び心のあるファッションが披露されました。
 編み上げコルセットのディテールは、メンズにも採り入れられていて、ちょっとドキッとしました。

 ドット柄やストライプ柄など、マリン調の軽やかな空気感を、洗練されたエレガントなスタイリングに落とし込んだコレクションでした。

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2017年10月29日 (日)

2018春夏まとふ テーマ「かざり」日本の装飾文化を表現

 堀畑裕之と関口真希子が手掛ける「まとふ(matohu)」の2018年春夏コレクションが、今月13日に東急プラザ銀座6階の「KIRIKO LOUNGE(キリコラウンジ)」で開かれました。
Img_32181  テーマは「かざり」です。
 日本の飾りの歴史を眺めると、「土着の生命力に満ちた激しさと外国の影響を独自に洗練させた静けさが、矛盾しながら溶け合っている」と語ります。
  今シーズンはその揺れ動くプロセスから育まれた日本の装飾文化に注目し、現代ファッションとして表現したとのこと。
 そもそも「かざり」の語源は、一輪の花を“髪に挿す”ことに由来するといいます。そこに日本人と大自然との根源的な繋がりをみたという、お二人です。

 華麗な祝祭ムードのなかにも、たおやかな気品あふれるコレクションでした。

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 ショーが行われたキリコラウンジで現在、「日本の眼・いき」展が29日まで(お知らせが遅れて申し訳ありません。)開催されています。
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 日本の美意識をコンセプトに服づくりを行っている「まとふ」が、江戸時代の町人文化から生まれた美を現代ファッションの中に再生させた展覧会です。Img_37171jpg 哲学者九鬼周造の著書「いきの構造」によれば、「いき」とは「あか抜けて、張りのある、色っぽさ」という3つが合わさったものだったそうです。
 この3つのテーマを基にデザインされた長着が静謐な空間を彩っていました。現代の「いき」の魅力を味わいに、(今日が最終日となってしまいましたが)訪ねてみてはいかがでしょう。

 なお「まとふ」では今秋冬、交遊・文化マガジン「Ren (レン)」第1号を発行しています。合言葉は、「連(つらなる)、練(ねる)、恋(好きになる)」で、顧客とのつながりを大切にするこのブランドらしいなと改めて思いました。

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