2018年4月21日 (土)

18/19秋冬AFWT「ボディソング」キーワードは“即興”

 デザイナーの青木俊典による「ボディソング(bodysong.)」が、AFWTに初参加し、渋谷ヒカリエにて2018/19秋冬コレクションを発表しました。これは東京ファッションアワード2018受賞の凱旋イベントとして行われたものです。

 ファッションに限らず空間表現など様々なアート活動を手がけている「ボディソング」。ブランドのキーワードは“インプロビゼーション(即興) ”といいます。

Img_92791 ランウェイにはバンドが待機。その生演奏が始まると、モデルたちが登場しました。様々なパターンやピースを自由に組み合わせたストリート感覚なスタイリングがコアとなっています。
 コラージュやパッチワーク、前後左右が非対称、長過ぎる袖の興味深いアンバランスなど、まさに即興!キーワードそのままといった感じです。
 アイドルグループ・乃木坂46の元メンバー、伊藤万理華もモデルとして登場し、雰囲気を盛り上げていました。

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2018年4月20日 (金)

18/19秋冬AFWTタエ アシダ ロック調もエレガントに

 芦田多恵が手がける「TAE ASHIDA(タエ アシダ)」の2018/19秋冬コレクションが、先月AFWTの日程で、六本木・グランドハイアット東京にて発表されました。

 テーマは「生きる力―Power of Life-」です。
Img_91781 いつものように各国大使館夫人が臨席される中、登場したのは、いつになくちょっとロック調のハードな女性像でした。
 まずは赤と黒で強さを表現するスタイリングから。「LIKE」などの文字をあしらったディテールも見られます。
 次いでマニッシュなスタイリングとともに、中半にはダメージ感覚のアイテムやアニマルパターンのパワフルなモデルも現れれました。
 最後、フィナーレを締めくくったのは、和をイメージさせるイブニングでした。

 エレガントなだけではない、独創性にあふれた、印象的なコレクションとなりました。
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2018年4月19日 (木)

18/19秋冬AFWTインドネシア発「パトリック オウエン」 

 今シーズンの18/19秋冬AFWTには、インドネシア発のファッションブランドが目立ちました。その一つが、単独で初のランウェイショーを行った「パトリック オウエン(Patrick Owen)」です。

Img_91651  デザイナーのパトリック オウエンは、インドネシアでもっとも有力な若手といいます。
 ショーにはインドネシアの著名モデルも来日、またインドネシアや日本のインフルエンサーも多数押しかけて、会場となったヒカリエホールはごった返していました。

 テーマは「スタイルハック」で、インタビューによると川久保玲や山本耀司の影響を強く受けているといいます。
 登場したのは、シャツやニットを自由に組み合わせたスタイリングです。ストリート感覚のユニセックスなコレクションでした。
 シュールな色や素材使い、エッジの効いたカットなど、日本の若者たちに人気を集めそうです。

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2018年4月18日 (水)

18/19秋冬AFWTハナエモリ マニュスクリ「追憶」から

 いつも夢のように美しいコレクションを見せる「ハナエモリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)」が、AFWT渋谷ヒカリエで2018/19秋冬コレクションを発表しました。

Img_91031jpg テーマは「追憶」です。
 ブランドを手がけるデザイナーの天津憂が、アイルランドへ旅したときに訪れたトリニティカレッジ図書館での思い出から、イメージをふくらませたといいます。

 中心は、フェミニンでエレガントなドレスです。
 図書館で一心に本を読んでいる女性たちの姿が浮かんでくるよう。
 そんな大人の知性あふれるワードローブが並びます。

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 後半からフィナーレにかけて、登場したのが深みのあるバーガンディレッドのトータルルック。この赤は、アンティークな本のブックカバーから連想した色だそう。
Img_91351 そのたおやかで優美な表現にすっかり魅了されたコレクションでした。



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2018年4月17日 (火)

18/19秋冬AFWTアクオド バイ チャヌ クラシックを刷新

 デザイナーの李燦雨が手がける「アクオド バイ チャヌ (ACUOD by CHANU)」が、AFWTに参加し渋谷ヒカリエにて2018/19秋冬コレクションを発表しました。

 テーマは「UPDATE CLASSICS (アップデート・クラシック)」です。Img_90821クラシックをアップデートする、つまり刷新しようという、デザイナーの思いが込められているようです。
 ランウェイには、このブランドらしい反逆精神に富んだモデル――伝統や定番といった安心できる模範的なもの、言い換えると古臭い考え方、予定調和的なものを打破する着こなし――が続々登場しました。
 ナポレオン風コートやダッフルコートなど、ミリタリーやアーミー、カムフラージュ柄、それにフリンジ装飾、メタルチェーン、たくさんのジッパー使いも特徴です。

 安穏を破る、刺激的なコレクションで、変化への強い意志を感じました。
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2018年4月16日 (月)

「蓮沼執太: ~ ing」 音を使った体感型アート展

 先日、東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催されている企画展「蓮沼執太: ~ ing」の内覧会に行ってきました。
 蓮沼執太さんといっても私には初耳でした。国内外で活躍する音楽家で、身の回りの音を使って作曲したり、アート作品をつくったりしているアーティストです。
 メイン会場に入ると、そこには金管楽器の残骸が敷き詰められていました。これは「Thing~Being」というインスタレーションです。この上を歩けば誰でも否応なく音が鳴ります。これも作品の一つとは! そう、本展は音を使った体感型アート展なのです。

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 現れた蓮沼さんもこの作品の上に立って、概容を解説してくれました。
 まずタイトルですが、「~ ing」は「カライング」と発音するそうです。「~」の後、スペースを空けているのは、自分と他人、モノと自分、聴覚と視覚、美術と音楽などといった関係性を表現しているとか。 現在進行形の「ing」に、ここではそれ以上の意味を持たせたかったといいます。
 Img_95741これら楽器の廃材は、すべて浜松のヤマハ工場から出たものだそう。音楽を生み出す楽器を破壊する工程を見て、この作品を思いついたとか。壁面には四方にミラーシートを貼り、そこにいる人の姿をぼんやりと映し出しています。また床面には資生堂の別のビルの風景を映した映像がプロジェクション・マッピング(これはちょっとわかりにくい)されていて、雑踏の音が聞こえてくるようです。いずれも自分と他者との関係性を表しているといいます。

Img_95901  もう一つ、興味深かったのが、「Tree with Background Music」という作品です。
 スピーカーから時折大きな音を出すと、植物のアレカヤシの葉がザワザワ揺れます。
 まさに音声を可視化した象徴的アートです。

Img_95931  さらに「We are Cardboard Boxes」は、単なる積まれた段ボール箱と思いきや、そうではありません。この箱からは蓮沼さんが段ボールを使って演奏した音楽が流れてくるのです。荷物のような段ボール箱から音楽が聞こえてくる、その意外性が楽しい!

 この他、音を拾うフィールドワークのビデオなど、百聞は一見に如かず、です。
 開催は6月4日まで、銀座に行かれたら立ち寄ってみてはいかがでしょう。

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2018年4月15日 (日)

18/19秋冬AFWTパーミニット もう一つの「青春」を表現

 「パーミニット(PERMINUTE)」は、「ここの学校」出身のデザイナー、半澤慶樹が手がけるブランドで、今期で2シーズン目といいます。

Img_90431  今回は、省エネを推奨する「SAVE THE ENERGY PROJECT」に、リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)とともに参加し、有力ニッターのエイガールズとコラボレーションしたコレクションを、AFWTのメイン会場渋谷ヒカリエにて披露しました。

 テーマは、デザイナー自身の経験とは別の、もう一つの「青春」だそう。
 全体にフェミニンでこなれたストリート感覚が中心で、小花柄や重なったラッフル、フレアー、それに肩を強調したシルエットが目立っていました。

 80年代の青春像をイメージさせる、どこか懐かしい雰囲気が漂うコレクションでした。
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2018年4月14日 (土)

18/19秋冬AFWT リョウタムラカミ 極端なガーリー

 「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」が、AFWT渋谷ヒカリエで、2018-19年秋冬コレクションを発表しました。

Img_89561  デザイナーの村上亮太は関西出身とのことで、今シーズンのテーマはズバリ「大阪のおばちゃん×ガーリー」です。
 大阪の奔放なファッションへのエネルギーを落とし込んだ、このブランドらしい極端なガーリールックが次々に登場しました。
 たとえば右のようなストライプが極度に太めのジャケットです。
 異様に幅広くて、肩がズレ落ちています。身体のラインをあえて無視したシルエットです。しかしその不思議なバランス感覚のゆえでしょう。見る者の心を打つ存在感があります。

 また今回、「SAVE THE ENERGY PROJECT (STEP)」のコンセプトに賛同。長野県のニットメーカー、サトーとコラボしたニットウェアも多数披露されました。
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 終盤のクロッシェ編みのアシンメトリックなドレスなど、楽しいガーリーな雰囲気がいっぱい。若い熱気あふれるコレクションでした。

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2018年4月13日 (金)

18/19秋冬AFWTジョウタロウ サイトウ「惑わす」テーマ

 デザイナー・斉藤 上太郎による着物ブランド「ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)」が、AFWTのメイン会場となった渋谷ヒカリエで、2018-19年秋冬コレクションを発表しました。
 テーマは「MADOWASU (惑わす)」です。伝統がリロードされる瞬間をイメージし、常識を惑わす和装を表現したといいます。

 ランウェイでは、とくにメンズにデニムの着物やダウンの羽織が登場し、目新しく感じられました。
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  レディスも白黒のパターンや、ストライプやラインなどグラフィカルなデザインが見られ、モダンな印象を与えていました。
 伝統をきちんと守りつつ、現代的な素材を用いることで、着物を新しい形で蘇らせる意欲的なコレクションでした。
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2018年4月12日 (木)

18/19秋冬AFWT 「まとふ」テーマは“なごり”の季節

 デザイナーの堀畑裕之と関口真希子が手掛ける「まとふ(matohu)」は毎シーズン、日本の美意識に着目し「日本の眼」と題してコレクションを発表しています。今シーズンはその最後を飾るシリーズで、“なごり”がテーマです。桜の開花が告げられ春が近づいたというのに、この日は一気に冬に逆戻りし、会場の秩父宮ラグビー場では雪が降り、奇しくも“なごり”の雪となりました。

 ランウェイでは、まずImg_89131 “なごり”の季節と呼ばれる秋らしいイメージのモデルが登場しました。
 イチョウのイエローや紅葉のオレンジ、終わりゆくグリーンを慈しむかのような色調の、上品でシンプルなレイヤードです。
 次第にブルーやパープルが入り、冬の到来を感じさせます。
 フィナーレでは、モデルたちが桜の枝を持って現れ、新たな始まりを予感させていました。

 季節の移ろいとともに“なごり”の余韻が漂う、「まとふ」らしいエレガントなコレクションでした。
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2018年4月11日 (水)

18/19秋冬AFWT 「ヴィヴィアンノ スー」“奇妙の混合”

 「ヴィヴィアンノ スー(VIVIANO SUE)」が、アマゾンファッションウィーク東京(AFWT)のメイン会場である渋谷ヒカリエ大ホールにて、2018/19秋冬コレクションを発表しました。
 デザイナーのヴィヴィアンノ スーは、中国出身でアメリカ育ち、文化ファッション大学院大学を修了後、東京で自身の名前を冠してブランドを2015年に立ち上げたといいます。

Img_88951 今シーズンは1980年代のSFのB級映画に着想した、“奇妙の混合がテーマ。
 ネオンライトが灯るランウェイには、ミューズとして歌手の中島美嘉も登場しました。
 右は、ラストを飾った中島美嘉です。
 チュールのラッフルを重ねた魅惑的なシルエットのドレスです。彼女を意識してデザインしたものだそう。
 素材ではとくにフェイクファーやシルキーなサテンが目立っていました。フェイクファーは廃材を用いてつくったもので、それをカラフルなストライプ状にあしらったといいます。
 カラーは、黒を基調に赤やピンク、イエロー、ブルー、グリーンなどブライトな彩りの組み合わせです。暗い夜空に咲く花火を思わせるような、幻想的なイメージでした。
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2018年4月10日 (火)

「巡りゆく日々 サラ ムーン写真展」が圧巻!

Scan0042  銀座に行った序に、「シャネル・ネクサス・ホール」で開催されているサラ ムーンの写真展に行って来ました。 
 タイトルは「巡りゆく日々」です。時の流れの中で、一瞬一瞬変化していく美をとらえた画像は圧巻! 

 写真には色がなく、ほとんどが白黒のモノトーンです。展示室の真白な空間が、光りと影で表現された作品、約100点をより一層強調しているようでした。

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Img_95481  右は「浴女」のシリーズです。

 現代でもっとも注目される写真家の一人といわれているサラ ムーン。1960年代にはモデルとして活躍し、趣味だったカメラが1970年代に認められるようになって、シャネルなどトップメゾンの仕事に携わるようになっていきます。
 私もその頃、初めて「キャシャレル」の香水、「アナイス・アナイス」の広告写真を見て、感動したことが忘れられません。Img_95501詩情あふれる絵画のようなイメージのとりこになりました。
 左手前は「ベールの女」。

 今また、そのときの感覚に出会ってしまいました。でも今回はファッション写真だけではなく、厳しい自然や社会の孤独を反映した作品も多く見られます。
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  会期は5月4日まで。銀座にいらっしゃったらお見逃しなく。

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2018年4月 9日 (月)

「パリ凱旋・傘寿記念 与勇輝展 創作人形の軌跡」

 今、銀座松屋で開催されている「パリ凱旋・傘寿記念 与勇輝展  創作人形の軌跡」を見て来ました。会期終了(10日)が迫り、入場制限が行われていて、30分待って入場しました。

1  入ってすぐ真向いに、置かれているのが、左のちらしにも使われている「たま」という作品です。月並みな表現ですが、人形はほんとうに生きているかのようです。猫のたまも動き出しそう。
 展示されているのは、ほとんどがかつての日本の庶民的な子どもたちの様々な姿を写した人形です。喜怒哀楽、様々な表情を浮かべて、そっと佇んでいます。私も昔はこんなだった、と思いながら懐かしい思いで拝見しました。
 立ち姿の人形には、何の支えもありません。すっくと二本足で立っているのも考えてみれば不思議です。そのつくりを知る資料も展示されています。人形制作をされたい方には、大いに参考になりそうです。
 ビデオコーナーでは、昨年80歳になられ、傘寿を記念してパリで展覧会が催された模様などが語られていました。年齢を感じさせないエネルギーはどこから来るのでしょう。
 最後に、与氏が「人形は自分自身なのです」と語られていたのが印象的でした。

 なお本展は明日までですが、4月25日から京都高島屋、その後横浜高島屋へ巡回するとのことです。人形たちが放つ圧倒的な存在感に、直に触れてみてはいかがでしょう。

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2018年4月 8日 (日)

18/19秋冬AFWT 「ケイスケ ヨシダ」大人の“空虚感”

  デザイナーの吉田圭佑が手がける「ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」が、このほど AFWTの主会場、渋谷ヒカリエで2018/19年秋冬コレクションを発表しました。

Img_88451jpg  今シーズン、テーマとしたのは、大人の中に潜む“空虚感”だそう。デザイナー自身も成熟していく過程で、虚しさに気付いたといいます。

 ランウェイには、これまでのストリート路線からエレガンスへの転換を見せるドレスが並びました。
 肩を丸く大きく膨らませたアシンメトリックなカットのマキシドレスや、ロングスリット入りのスカート、ボトムに巻き付くラッフルなど。つくりはいずれも構築的で、それらにリンゴやパイナップル、ぶどうなどの果物のモチーフがのせられているのも印象的です。

 全体にどこかシュールで近未来感覚のするコレクションでした。
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2018年4月 7日 (土)

18/19秋冬AFWT 「ジェニーファックス」テーマは“家族”

 「ジェニー ファックス(Jenny Fax)」は、台湾出身のデザイナー、シュエ ジェン ファンが手がけるブランドです。「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」の坂部三樹朗のバックアップで、2010年にスタートしています。

 今シーズンはAFWTの公式日程の中で、2018/19年秋冬コレクションを原宿ラフォーレにて発表しました。
 テーマは“家族”です。とくにデザイナーご本人の母親の半生に着想したとのこと。ランウェイ上には、ご自身の妹が描いたという巨大な絵のパネルが4枚、展示されました。そこには子ども時代の楽しい家族の思い出が語られているようです。
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Img_88281jpg  モデルたちは、お母さんに見立てられて登場しました。
 青春時代からOL時代、恋をして結婚して家庭を持つといったストーリーで展開され、それらしいファッションを見せてくれました。
 ただしどれも普通ではない、飛んでいるお母さんです。肩を大きく張らせたり、膨らませたり、前方に不自然に突き出させたり----。
 キッチュな小物の扱いも楽しい。

 不協和音が鳴り響く、ストリート感いっぱいのコレクションでした。

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2018年4月 6日 (金)

18/19秋冬AFWT小粋な「ユキトリヰ インターナショナル」

 「ユキトリヰ インターナショナル」がAFWTの日程の中で、18/19秋冬コレクションを恵比寿「ザ・ガーデンホール」にて発表しました。ブランドを手がけるのは日本を代表するファッションデザイナーの1人、鳥居ユキです。

 今シーズンも、パリのギャラリー・ヴィヴィエンヌにある店舗を背景に、小粋なパリジェンヌを思わせるモデルたちが、ランウェイを闊歩しました。
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Img_87761 タータンチェックやレオパード柄、花のモチーフなど、柄と柄の組み合わせがフレッシュです。気品のあるツィードやベルベット、レースなどのアイテムもエレガントな華やかさを添えます。

 後半にはロマンティックなフォークロア調も登場し、“大人カワイイ” ムードを盛り上げていました。

 楽しい遊び心のあるエスプリを、このブランドらしい優美なムードでまとめ上げたコレクションでした。

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2018年4月 5日 (木)

18/19秋冬AFWT「サポートサーフェス」格調高く美しく

 デザイナーの研壁宣男が手がける「サポートサーフェス(support surface)」が今シーズンAFWTに参加し、表参道ヒルズで18/19秋冬コレクションを発表しました。

Img_87391  登場したのは、洗練された上質でさりげない感覚のモデルたち。一見シンプルですが、実は細部まで手が込んでいます。
 バイアス仕立てだったり、前後で表情が異なっていたり。
 コートはドレスのような仕立ての軽やかなものが多く見られました。
ギャザーやタック、ドレープなどによる、流れるような布の動きも美しくエレガント。まさにハサミの魔術師といったところです。

 着装する女性を優美に見せてくれる、格調高いコレクションでした。
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2018年4月 4日 (水)

18/19秋冬AFWTインドネシアの2ブランド合同ショー

 今シーズンもアジアの有力ブランドがAFWTのランウェーを彩りました。
 インドネシアの有力若手2ブランドによる合同ショーもその一つです。
 最初は、デザイナーのAnandia Marina Putri(アナンディア マリナ プトゥリ)が2011年に立ち上げた「I.K.Y.K (I KNOW YOU KNOW)」。既に数々の受賞歴があるといいます。
 ランウェイには、有松絞りの技法による立体的な文様を浮き上がらせた素材を用いたアイテムや小物も登場しました。スマトラの自然をヒントにした色合いもポイントです。
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 またボディをゆったりと包み込む大きなシルエットも印象に残りました。

 次に、Novita Yunus(ノヴィタ ユンス)が手がける「NY by Novita Yunus(エヌワイ バイ ノヴィタ ユンス)」です。
 インドネシア伝統のバティックや絞りを、洗練されたシルエットに落とし込んでいます。 思いがけないテキスタイルの組み合わせや表現力に、大きな可能性を感じたコレクションでした。
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2018年4月 3日 (火)

18/19秋冬AFWT 「ミドラ」 "バード・オブ・フェザー"

 「ミドラ(MIDDLA)」は、「とある日の東京の日常着」をコンセプトに展開している、デザイナーの安藤大春が手がけるブランドです。
 今シーズンもAFWTに参加し、18/19秋冬コレクションを渋谷ヒカリエで発表しました。
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 テーマは"Birds of a Feather (バード・オブ・フェザー)"です。
Img_86341 同じ羽根を持つ鳥たちが群れを成して羽ばたく様子をイメージし、日常という枠の中にある、もう一つの非日常的な世界を提案しています。
 象徴的なのが羽根のヘッドピースで、モデルたちは全員、この頭飾をつけて登場しました。
 ロングドレスやスカートの、軽やかに揺れるフレアやプリーツも、どこか鳥が羽ばたいているかのよう。パターンも、とくに千鳥格子が目立っていました。
 テーラードスーツやトレンチコートなど、クラシックを再構築したスタイリングも魅力です。
 ラストは、後ろに長い裾を引く軽快なセットアップで締めくくりました。
 尾の長い白い鳥を思わせるデザインが印象的です。
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2018年4月 2日 (月)

18/19秋冬AFWT「ティート トーキョー」理想郷を探す旅

   岩田翔と滝澤裕史が手掛ける「ティート トウキョウ(tiit tokyo)」が、AFWTのメイン会場である渋谷ヒカリエ大ホールにて、2018/19秋冬コレクションを発表しました。

Img_86031   今シーズンのテーマは「SOMEWHERE(どこか)」です。ネットやテクノロジーに囲まれた現代に生きる女性が、心の奥底で夢見ている理想郷を探す旅に出る、と言ったストーリーで展開されました。

   ロング&リーンの流れるようなシルエットで、ソフトなパステルや明るめのニュートラルな色使いが中心です。日本各地の職人とコラボしたというオリジナル素材はエレガントで手が込んでいます。リラックスしたニットも優美な表情を見せていました。

   ふんわりとファンタジックなムードを帯びつつ、甘味を抑えて、気品あるエレガントを表現していた印象的なコレクションでした。
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